飲食店は休みが少ない・時間が長いとよく言われていますよね。
それは本当のことなのだろうか?飲食店に就職するとなった時にとても不安なことだと思います。
実際に社員はどれぐらいの時間やどんなシフトで働いているのか、少し分かりやすく説明していこうと思います。
飲食店社員の労働時間はどれぐらい?
飲食店といっても就職する会社によって経営しているお店の営業時間が違い、ハッキリと私が何時間だと言えることはありません。
1日営業していると考えると12時間ほどになるかと思います。
12時間という時間は会社員の方と比べると4時間ほど多いということですね。
ただ飲食店というのはお店の営業時間そのものが長いものです。
週5日間1日働くという決まりもなく、半日の出勤日を設けていたりもします。
1日の労働時間ではなく、1週間の労働時間でみるとほかの職種と比べても、労働時間が必ずしも長いとは言えません。
ではなぜ長いと言われるのか?
それは1日だけで時間が長いということを感じたりした時、お店のお片づけをして帰るという時間が22時を過ぎたりとした時に労働時間が長いと思ってしまうんですよね。
実際に働いている社員でもその考えの方がたくさんいらっしゃいます。
時間で説明した方が分かりやすいですね。
8:00~17:00の勤務で休憩を1時間と考えると1日の労働時間は8時間、8時間×5日働くと週40時間となります。
実際に私の店舗で働いている社員でも週40~45時間でシフトを組みますので、上記の勤務形態と比べても多くて5時間ほどということになります。
休みでいうと週に2日休みなのは他の職種と変わりません。
ただ、土日祝日が固定で休みではなく基本は出勤日となり、平日に2日休みを取るという形になります。
なので休みが少ないのではなく、周りの友達と休みが合わないということがあります。
飲食店に就職して社員になるメリット・デメリットは!?
飲食店というのはいつの時代も人手不足となっています。
飲食店という言葉自体に悪い印象がある人が多いんですよね。
本当に飲食店は悪い所しかないのか?
飲食店で働くということに対してのメリット・デメリットを上げてみました。
・人と接すること、料理のスキルを上げれる
・色々な業者の方との関わりができ、パイプを繋げていける
・経営の仕方を学ぶことができ、自分の経験として生かすことができる
・人に感謝されるという喜びを体感できる
・平日休みになる為、遊びに行っても混雑していなく空いている
・一緒に働くスタッフも幅広い年代の方と出会える【デメリット】
・労働時間が一定ではなく、不規則な勤務時間になる
・土日休みがなく、休日が周りの友達と合わなくなる
・1日中立ち仕事なので体力の消耗が激しくなる
・大型連休などでかなり忙しくなる
などがありますね。
飲食店で働く人は時間に拘束されていることに喜んでいる人はなかなかいません。人と接することに楽しさがあり、感謝されることで嬉しさを感じます。
接客業の中でも特に大変だと言われている飲食店で働いている人は、お客様に喜んでいただくことに自分が喜びを持って働いています。
メリットであげた点でも感情的なことが多かったですよね。
あとがき
飲食店で働くことに少し不安があったりする場合は、自分が仕事に対して何を求めるかをまず考えてみてください。
どんな仕事にも大変なこともあり、嫌なこともあります。
お客様に(ありがとう)と言ってもらえることで、喜びを感じられるなら飲食店で接客業をしてみてもいいかもしれません。
特別なサービスなどはありません。お客様のことを思って行動すれば、それはサービスになります。
悩んでいるあなたの参考になればいいなと思います。