高校生になって自分でバイトしてもらう初めてのお給料は、とても感慨深いものですよね。
そのバイト代の振込には銀行の口座開設が必要になることが多いです。
そこで今回は、全国に約24,000の店舗と約27,500のATMがあり、日本中のどこにいても使える大変便利な『ゆうちょ銀行』で未成年が口座開設するのに必要なものについて解説します。
ゆうちょ銀行で口座開設するのに必要なものは?
ゆうちょ銀行の口座開設には、年齢制限は設けられていないので未成年でも口座を開設することが出来ます。
また未成年であっても必要なものさえ持って窓口に行けば保護者同伴や保護者の同意書がなくても口座は開設出来ます。
では、口座開設に必要なものを詳しくみていきましょう。
【ゆうちょ銀行の口座開設に必要なもの】
◆本人確認書類
●運転免許証
●精神障がい者保健福祉手帳
●旅券(パスポート)
●療養手帳
●マイナンバーカード
●身体障がい者手帳
●写真付きの公的証明書
顔写真付きのものであれば1点でOKですが、下のような顔写真のない書類は2点必要です。
●各種保険証
●特別児童扶養手当証書
●国民年金手帳
●児童扶養手当証書
学生証だけでも本人確認書類として認めてもらえる場合もあるようですが、出来れば上記の書類も用意しておくほうが良いでしょう。
◆印鑑
シャチハタのようなスタンプ式の印鑑以外であれば、100均の印鑑でも構いません。
また学生さんであれば、学校を卒業する時にもらった印鑑があるのではないでしょうか?その印鑑を使用しても良いでしょう。
◆現金
ゆうちょ銀行で口座を開設するのに手数料はかかりませんが、口座に入金しなければいけないので現金が必要になります。
しかし、1円でも入金すれば口座は作れますので大金を用意する必要はありません。
ゆうちょ銀行で口座開設は土日も出来る?
ゆうちょ銀行の営業時間は、郵便窓口が平日9時~17時、貯金窓口は平日9時~16時までとなっています。
大きい郵便局では17時以降も開いているところもありますが、郵便業務だけであって口座開設に必要な貯金窓口は、どの郵便局でも平日9時~16時までで土日祝日はお休みです。
もし平日に口座開設にいけないのであれば「ゆうちょダイレクト+(プラス)」というサービスがあります。
このサービスは無通帳型総合口座なので通帳は発行されません。預金の預け入れや払い戻しはすべてキャッシュカードで行います。
また入出金明細や残高照会はWeb上でいつでも確認できるので大変便利です。
「ゆうちょダイレクト+」を利用するには、まず、ゆうちょWebサイトで利用申込書を請求して送られてきた書類」に必要事項を記入、押印して、本人確認書類を添付して、ポストに投函すれば2週間ほどでご利用案内とキャッシュカードが送られてきます。
ただし「ゆうちょダイレクト+」は口座開設までに時間がかかりますので、すぐに口座を開設したい方は、ゆうちょ銀行の窓口へ足を運んでくださいね。
ゆうちょ銀行で口座開設を複数できるのか?
ゆうちょ銀行のホームぺージでは「お一人につき1口座のご利用をお願いしています。すでに口座をご利用いただいている場合、新たな口座の開設をお断りする場合がございます。」と記載されています。
しかし、利用用途が別であれば複数の口座を開設できるようです。
まとめ
ゆうちょ銀行は全国どこにでもあるので、たとえば旅先や引っ越しした時などでも便利です。
また一般の銀行窓口は平日15時までの営業ですが、ゆうちょ銀行であれば16時まで開いているので助かります。
その他にもゆうちょ銀行ATMは曜日・時間を問わず入出金手数料が無料なのは嬉しいですよね。
そう考えると、ゆうちょ銀行で口座を開設しておくのは賢い選択だと思います。