「水筒」といえば昔は子供が持つイメージが強かったですが、最近では、エコの意識が高まって子供だけではなく、大人の方も会社やお出かけに水筒を持って出かける方も多いのではないでしょうか?
いろんなデザインの水筒がありますが、パッキンがついていたり、奥まで手が届きにくかったりして意外と洗うのが面倒であったりしますよね。
でも毎日使う水筒はいつも清潔にしていたいものなので、効率の良い洗い方があれば助かります。
そこで、今回は毎日できる水筒の簡単な洗い方について紹介します。
簡単な水筒の洗い方は重曹を使うこと!?
ステンレス製の水筒は保温や保冷効果があって便利なので使っている方が多いと思いますが、毎日使っていると茶渋や臭いがこびりついて取れなくなってしまうことがあります。
水筒は、奥まで手が届きにくかったり、パッキンや細かい部分など洗いにくい所があって意外と洗うのが面倒ですが、「重曹」を使えば簡単に洗うことができるんです。
重曹は炭酸水素ナトリウムとも呼ばれる弱アルカリ性の粉末で、油や皮脂などの汚れを中和して落としやすくしてくれるため、お掃除によく利用されています。
また入浴剤や胃薬、ふくらし粉にも使われています。
重曹は純度によって「薬用」「食品用」「工業用」に分かれていますが、水筒は直接口をつけるものなので食品用の重曹を使うと安全ですね。
重曹を使った水筒の洗い方
①水筒の8分目くらいまでお湯を入れる。
この時、65度くらいのお湯を使うと重曹水のアルカリ度が上がるため汚れが落ちやすくなって効果的。
②重曹を入れます。
重曹は500mlのお湯に対して小さじ2~3杯程度入れる
③重曹を入れたら水筒のフタをして水筒を振ります。
水筒を振ることによって重曹水と汚れが反応し落ちやすくなります。汚れがひどい場合は1時間ほど置いておきます。
④水道水でよくすすぎ、しっかり乾燥させる。
①タッパーなどの容器にお湯と重曹を入れます。
②パッキンや中フタを入れてしっかり容器のフタをします。
③容器を15秒ほど振って洗います。
④水道水でよくすすぎ、しっかり乾燥させます。
重曹でも汚れが落ちない時は、重曹と同量のクエン酸を加えるとさらに洗浄効果があがります。
重曹を使った水筒の洗い方は、毎日はしなくてもいいので、1週間に1度くらいを目安に行うと水筒を清潔に保つことができます。
水筒は毎日洗わないと危険!?
水筒を洗うのが面倒でしっかり洗わないでサッと水ですすぐだけという方もいらっしゃるかと思いますが、たかが水筒と思っていても毎日しっかり洗わないと食中毒や水あたりをおこす危険があります。
毎日重曹を使って洗う必要はありませんが、食器用洗剤をつけた柔らかいスポンジを使って洗いましょう。
水筒やボトル洗い用の柄がついたスポンジを使えば、水筒の底までしっかり洗えるので便利です。
汚れが落ちないからといって固いスポンジや金属製のたわしを使ったり、クレンザーや重曹を使ってこすり洗いするのはNGです。
水筒内部に傷がついてしまうと、錆てしまったり、その傷にカビの原因となる菌が付着してしまうことがあるので、水筒を洗う時は必ず柔らかいスポンジで洗いましょう。
水筒は洗ったあとしっかり乾燥させることが大切で、水分が残ったままにしておくと、残った水から雑菌が繁殖してしまいます。
しっかり乾燥させてから使うようにしてくださいね。
毎日のお手入れで水筒も長持ち!
重曹には殺菌効果だけでなく消臭効果もありますので、水筒の臭いが気になった時にも重曹を使って洗うと、しっかり臭いをとることが出来ます。
毎日、きちんとお手入れすることで水筒を長持ちさせることが出来ます。
ぜひ、試してみてくださいね。