隣人のテレビの音が気になる、、、
アパートやマンションで暮らしていたことのある方なら、
誰しも一度は覚えがあることではないでしょうか。
もしもこれがワンルームのおうちだった場合、
他の部屋に避難するわけにもいかず、
“うるさいよう、、、”と思いながら、
部屋の中でひたすらストレスに耐えることになります。
なかなかつらいですよね。
そこで今回は、隣人のテレビの音がうるさいときに
効果的な防音対策方法について紹介したいと思います。
もうテレビの騒音に悩まない防音対策アイデア!
音は、第一に壁を伝わって聞こえてくるものと
思われている方が多いようなのですが、
実際には壁越しに伝わるよりも、
窓やドアなどのすき間部分から伝わってくることの方が多いのです。
というのも、やわらかい壁よりも
硬質なガラスや金属の方が音をさえぎる効果が少なく、
お互いに防音・音漏れ対策をしていない家同士の場合は特に、
テレビなどの生活音をよく伝えてしまうためです。
ですから隣の部屋のテレビの音が気になる場合は、
まず窓に防音対策をしましょう。
方法としては、カーテンを厚手の物に替えることです。
これだけで、かなり外から音が入ってくるのをさまたげるることができます。
巷には「防音カーテン」と言って、
音を遮断することを目的とした厚手のカーテンが売られています。
通販で買えますので、
そういうものを購入するのも良いでしょう。
もしも隣の人がテレビを観る時間が決まっているようであれば、
その時間だけ「耳栓」をしてしのぐ、という手もあります。
うまくいけばこれがもっとも安上がりな方法です。
ただ、そこまで毎日隣の人を意識して生活したくないという人が大半でしょうから、
こういう手段もありますよという選択肢の一つくらいにとらえておいてください。
壁が薄い場合に役立つ防音対策は?
もちろん、壁を伝ってくる音も皆無ではありません。
“壁ドン”(元祖)という言葉があるように、
壁からまっすぐ伝わってくる音もバカにはできません。
そういうわけで、
つづけて壁用の防音対策の方法についてもご紹介したいと思います。
基本は窓の防音対策のときと同じです。
音が伝わるのを邪魔する何かを、部屋の内側に置くと良いのです。
おうちに食器棚や背の高い本棚がある場合はそれを、
うるさい音がする壁の方に設置しましょう。
このとき家具を壁にぴったりつけないで、
わざと数センチ離して置くのがコツです。
その方が防音効果が高まります。
掃除もしやすいですしね。
地震のときに倒れて来ないようにだけ気をつけてください。
壁と人間の間に障害物が多ければ多いほど、
音は遮断されて聞こえにくくなります。
壁一面に、そのような家具を敷き詰めて置くことができれば理想的ですが、
なかなかそうもいかないという場合には「防音パネル」がおすすめです。
防音パネルとは、厚さ一ミリ程度の樹脂製のシートで、
ホームセンターなどに売ってあります。
壁に貼り付けるだけで、
音を遮断してくれる効果があるので便利です。
防音パネルを取り付けるときは壁を傷つけないように、
あらかじめ、はがしても跡の残らないマスキングテープを壁に貼っておきます。
その上から強力な両面テープを貼って、
その力で防音パネルを固定するようにすると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、“隣の部屋からの騒音をさえぎる”というテーマでお話ししてきましたが、
実はこれは、自分の家から騒音を外に出さないために有効な方法でもあるのです。
お隣同士になったのも何かの縁。
お互いに気をつけて、気持ちよく生活したいものですね。
参考になりましたら幸いです。