暑くなって来ましたね。
私の住んでいる地域では早くも真夏日を観測して、
思わず車のエアコンをつけてしまいました。
…が、風が出て来るだけで、全然涼しくならないのです。
久しぶりの冷房だから?フィルターが寿命?
とにかく車のエアコンが効かなくなるなんて、
初めての経験の時はびっくりしてしまいましたが、実はそう珍しくないことです。
今日は車のエアコンの効きが悪くなったら、
どうしたら良いということについてご紹介したいと思います。
車のエアコンの効きが悪いのはフィルターが原因!?
エアコンというと、やっぱり家のエアコンの延長で考えてしまいますので、
最初に疑ったのは“フィルターの不調”です。
フィルターが汚れて目詰まりか何かしてるんだろう、、と。
でも、車のエアコンの効きが悪いときの原因は
フィルターとは限らないんです。
原因はむしろ車の内部にある場合がほとんどで、
代表的なのは中での「ガス漏れ」です。
エアコンガスの漏れは、
走行中の振動等が原因で少しずつ起こります。
特段危険なものではなくて、車の使用年数が経過するとともに、
どんな車種にも発生しうるものです。
そのためエアコンを快適に使うためには、
定期的なガスの補充が必要になります。
だいたい3年を目安に、エアコンガスが少なくなっていないか、
業者に点検してもらうと良いでしょう。
まれに、1年も乗っていないのに
車のエアコンの効きが悪くなる場合があります。
その時は、エンジン下部などに取り付けられている、
エアコンガスを循環させるコンプレッサーに
不具合が生じていることが考えられます。
電気系統のトラブルは他にもいろいろな箇所の不調を引き起こしますので、
この手の異常に気づいたら、最寄りのガソリンスタンドでも良いので、
なるべく早く専門家に見てもらうようにしましょう。
車のエアコンが効いたり効かなかったりする時の対処法
エアコンの調子が、ずーっと悪いわけではなくて、
良かったり悪かったりするという場合も、
やはり車自体が何らかのトラブルを抱えていることが原因と考えられます。
一番考えられるのは、電気系統が弱っている可能性です。
これはバッテリーを交換することで直すことができます。
そのまま乗り続けると、事はエアコンどころでなく最終的に、
車が道路の真ん中で停止したまま動かなくなってしまいます。(経験者)
そうなる前に早めの点検をおすすめします。
道路の真ん中で動けなくなるのは、かなり恥ずかしです。。。
ただ、やっかいなことに、なまじエアコンが正常に動く瞬間があるせいで、
不調に気づきにくいのがこの症状の特徴です。
すなわち、車の走行中は問題なく冷たい風が出ているのですが、
停車している時だけ冷たい風が出なくなるという、
ちょっと注意していなければ気づかないような壊れ方をするのです。
これで困るのは、たとえば真夏の駐車場で、
車内に熱に弱いものを残して、自分は買い物に行くという時です。
もしエアコンが上記の故障をしていた場合、
走行中に問題なくエアコンが効いていたからといって
そのままのノリで確認もせずに車を離れると、
戻って来たときに効いているはずのエアコンが
効いていなかったという事態になるのです。
これは大変なことですよね。
エアコンをつけたまま車を離れる時は念のため、
そのエアコンがちゃんと効いているか確認してからの方が良いでしょう。
また、対処法の話からは少しずれますが、
エアコンを普段から酷使しない事も
エアコンの効きを長持ちさせるために大切なことです。
そのためには、極力、車内温度の上昇を防ぐことです。
真夏は、朝の7〜8時には、もうかなり気温が上昇しています。
駐車場が屋外にある場合は、サンシェードで直射日光をさえぎるだけでも、
日中の温度上昇をかなり防ぐことができます。
また暑いからといって、車に乗り込んですぐにエアコンをつけるのではなくて、
一度窓を全開にして、むあっとした空気を逃がしてからつけると、
その方がエネルギーの節約になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
車のエアコンの効きが悪いのは、小さいことかと思いきや、
けっこう根本的なトラブルから来ているものなんです。
ご参考になりましたら幸いです。