小さくってかわいいメダカ♪
見た目のイメージとは裏腹に、頑丈で飼いやすいため、
ペットとして好んで飼育する人も多い魚です。
今回は、これからメダカを飼おうとしている方へ向けて、
メダカに適した飼育環境についてご紹介したいと思います。
メダカの飼育はとっても簡単!?
メダカの寿命は、従来2年くらいと言われてきましたが、
きちんと水質管理すれば5年は元気に生きられることが、
最近になってわかって来ました。
魚は普通、屋内で飼育するものというイメージがあるかと思いますが、
メダカは屋内、屋外のどちらでも飼うことができる魚です。
どちらかといえば、屋内よりも屋外で飼育する方が、
メダカが生き生きと丈夫に成長できるのでおすすめです。
というのは、メダカは元々、田んぼや川に生息する淡水魚です。
したがって屋外で飼育することが、
メダカにとって一番自然に近い飼育環境となるからです。
具体的には、屋外の方が常に新鮮な空気に触れられるため、
水槽が酸欠になることが少ないとか、屋外に置かれた水槽には、
メダカの成長に必要な微生物がたくさん発生しやすいといった事情があります。
微生物が発生すると水槽が濁って緑色になりますが、
これはグリーンウォーターと言って、
この中には生まれたばかりのメダカの稚魚にとって、
大切なエサとなる生物がたくさん含まれているのです。
自然の良質なエサを食べつつ、さらに屋外で日光を浴びることによって、
メダカは元気に成長していきます。
稚魚の頃の育て方によってその後の病気のかかりにくさとか、
寿命が決まると言っても過言ではありませんので、
この時期にしっかり栄養をつけさせましょう。
私も、屋内と屋外の両方でメダカを飼育してみたことがありますが、
屋外のメダカの方が、泳ぎ回るスピードや身体の大きさから見ても、
力強く元気だった印象があります。
屋外飼育は気をつけなければならないことも多くて大変ですが、
なるべくなら、メダカにとって、
できるだけ自然に近い環境である屋外で育ててあげてほしいと思います。
大変なことと言うのは具体的には、
屋外で飼育していると、カラスや猫、タヌキのように、
メダカを食べようとする外敵に狙われる危険があることです。
それゆえ、水槽の上に網を張るなどの対策が必要です。
また、風の強い日や地震が発生したときには、
屋外に水槽を置きっぱなしにしているとひっくり返ることがあります。
これも倒れないように固定するか、
逆にすぐに家の中に水槽を運び込めるように、
あえて固定しないで出入り口近くに置いておくというのも良いでしょう。
屋内で飼う場合には、水温にさえ気をつけていれば、
いま挙げたような危険なことはほとんどありません。
せいぜい、地震のときに水槽が落下しないよう気をつけるくらいです。
普段あまり家にいない方は、
屋内の方が良いかもしれません。
メダカの飼育に大切なのは水量!
メダカの飼育に必要な水量は、
メダカ一匹につき最低1リットルと言われています。
多くする分には、特段、問題はありませんが、
メダカ一匹に対してあまりにも大きい水槽を用意してしまうと、
掃除などの手入れが大変になってしまいますのである程度加減しましょう。
鑑賞する分には、広い水槽の方が、
メダカがのびのび泳ぎ回れて気持ち良さそうに見えるのですけれど、、ね。
また水温は、年間通して23度を保つようにしましょう。
これがメダカにとって一番快適な温度ですので、
水温を一定に保つために水槽用のヒーターは必須です。
温度がコロコロ変わると、メダカにとってストレスとなり、
病気を引き起こすことがありますので、水量とともに水温にも十分注意しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
メダカを飼う時はできれば屋外で、水量と水温に気をつけて、
どうぞ元気に育ててあげてくださいね。
参考になりましたら幸いです。