サウナといえば、高温のサウナ浴と冷たい水風呂に交互に入るという
刺激的な入り方が特徴の入浴方法です。
わざと身体に刺激を与えて代謝を促し、
身体を以前よりも元気にすることを目的としています。
特に男性に人気があり、サウナ好きの男性の中には、
サウナが好きすぎて、毎日サウナに入るために
自宅にサウナ風呂を設置してしまったという人までいます。
よく、「好きだからといって毎日入るってどうなの?」とか、
「身体に良くないのでは?」みたいに心配する人がいますが、
毎日入ったからといって身体に直接的な害はありませんので、
サウナ好きのみなさんはどうぞ安心してくださいね。
お風呂で汗を流すように、サウナでも汗を流して、
身体を内から外から、きれいにしてあげましょう。
今回は、サウナに毎日入ったときの驚きの効果について
ご紹介したいと思います。
毎日サウナに入ると身体はこう変わる!
人の脳は、血液の温度が上昇するのを感知すると、
自律神経を通して身体全体に命令を送り、体温を下げようとします。
高温のサウナ室に入る目的は、人の脳のこのような仕組みを利用して、
身体全体の細胞をむりやり活性化させるところにあります。
刺激を受けた身体の各器官は一時的に、
いつもよりも活発に働くようになります。
血液に流れも同様です。
ウォーキングを一時間しても同じ効果が得られますが、
サウナ浴は、こうした反応を短時間で効率よく引き出すことができる点に
そのメリットがあります。
そうして毎日、身体を内側から元気に働かせていると、
だんだん次のような効果が出て来ます。
・血行が良くなり、肩こりが改善する
高温のサウナ室に入ると、血管が拡張し脈拍は速くなります。
それにともない血流も勢いを増します。
肩こりは、デスクワークや強いストレスなどで、
筋肉が緊張し固まることで起こりますが、
サウナ浴は、筋肉を流れる血液の量を増やし筋肉の緊張をほぐしてくれます。
結果、肩こりの改善につながるというわけです。
・疲労回復
サウナに入ると、乳酸などの疲労物質が汗とともに体外へ排出されます。
疲れがたまっているなと感じたら、
水風呂とサウナ浴を交互に繰り返す入浴方法で、
積極的に汗をかくことをおすすめします。
短時間で、身体がとても軽くなるのを実感できますよ。
・集中力が上がる
疲れているわけではないのに、何となく身体がだるくてやる気が出ないという人は、
自律神経が乱れていることが原因かもしれません。
高温のサウナ室は、自律神経を刺激して働きを活発にしてくれます。
自律神経の働きが整うと、やる気が復活して、
集中力を持って物事に取り組むことができるようになります。
・低血圧の改善
サウナ浴と水風呂を交互に繰り返すことで血管が鍛えられます。
すなわちサウナ室では、血管が拡張し血圧は低い状態なのですが、
水風呂に入ると血管は収縮し血圧は上がります。
この血圧の急な上げ下げを繰り返して、わざと心臓に負荷をかけることで、
心臓と血管のポンプ機能が鍛えられます。
血液の循環が良くなると低血圧や冷え性の改善につながります。
サウナは入り方次第で効果が変わる!?
以上が、サウナの基本的な入り方であり、そこから得られるメリットになりますが、
水風呂が苦手もしくは入りたくないという人のために、
水風呂なしのサウナの入り方もご紹介します。
当然、効果も違って来ますので、普段水風呂に入られる方も、
たまに水風呂なしのサウナに入りたくなったりしたときに試してみてくださいね。
1 低温のサウナに入る
サウナは、通常は90度前後の高温で入るものですが、
あえて70度くらいの低温のサウナにゆっくり入るという入り方があります。
20分ほど入浴したら、サウナ室の外で桶1〜2杯分の水を軽く浴び、
身体を拭いて20~30分の休憩を取ります。
急激な温度変化がない分、刺激が抑えられるため、
サウナ室で温められ活動的になった身体が自然に近い状態で安静へと導かれます。
この入り方には神経を鎮め、
快適な睡眠を促す効果が期待できます。
2 短時間入浴
シャワーを身体を湿らせたあと、
90℃前後の高温サウナに8分ほど入浴します。
目の疲れ、まぶたのけいれんなどの神経疲労には、
超短時間入浴がおすすめです。
高い温度と湿度によって刺激されると神経の働きが活性化されます。
継続することで抵抗力が高まり神経疲労の症状が改善しますので、
目を酷使する仕事をしている人に特におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
入り方次第で得られる結果が変わるのも、
サウナのおもしろいところですね。
こちらの記事も参考にしてください!
効果は倍!?サウナに普通に入るよりも大量に汗をかく方法とは!
参考になりましたら幸いです。