11月11日は何の日かご存知ですか?
日本にはカレンダーに赤字で書かれている
「建国記念日」や「天皇誕生日」などの祝日がありますよね。
実は日本には「日本記念日協会」というものがあり、
日付けごとの記念日を調べることができます。
カレンダーの祝日とは別に
「バレンタイン」や「クリスマス」などの年間行事などの記念日が
全てまとめられています。
その「日本記念日協会」によると11月11日は特に記念日が多く、
44個もの記念日があるそうです。
数字の「1」が直線や棒に見えるため商品や物に例えやすく、
4つ並ぶ事が一番の理由かもしれません。
例えば、11月11日の記念日として、
すみだ水族館が提唱している「チンアナゴの日」や、
数字の「11」が左右対称で鏡で同じように見えるため「鏡の日」、
きのこが地面から生えている様子から「長野県きのこの日」など、
本当に様々な日がある中で、
一番知名度があるのは「ポッキー&プリッツの日」ではないでしょうか?
そもそもポッキーとは?
皆さんもご存知だと思いますが、
「江崎グリコ」が1966年(昭和41年)に販売を開始したチョコレート菓子です。
既に商品化されていた「プリッツ」に
チョコレートをコーティングする事を考えついたものが
キッカケとされています。
手を汚さずに食べる方法が問題となり頭を悩ませたものの、
大阪名物の串カツをヒントに、
現在のコーティングしていない部分を作るというスタイルが一般的となりました。
当初は「てくてく歩きながら食べるチョコスティック」という意味で
「チョコテック」と名付けられていましたが、
商品登録が取れず、「ポッキン」と折れる音を使って
「ポッキー」として商品化されることとなりました。
2000年以降では「ムースポッキー」や「ポッキーデコレ」、
「ポッキーチョコブラン」など、様々な原材料を使用したり、
季節に合った味を出したりと色々なバリエーションもあり、
地域限定や期間限定なども多くあります。
さらに、日本だけではなく世界各地でも「POCKY」として販売されていますが、
タイでは日本より溶けやすい甘さの強いチョコレートを使っています。
ヨーロッパではカカオ100%のチョコレートを使用するなど
地域により商品を変えているそうです。
ポッキーの日はいつから始まった?
「ポッキーとプリッツの日」にはスーパーやコンビニなどで、
特別にコーナーが用意されており、大量に作られて陳列されています。
ポッキーの日は平成11年11月11日にスタートして、
今では日本人の9割が11月11日が「ポッキーの日」であると
認知していると言われています。
それだけの多くの人が知っているという事は、
11月11日にはポッキーの売れ行きは上がっているのでしょうか?
11月11日のポッキーの売り上げはかなり上がる?
ポッキーの日の売り上げの統計を見てみると、
やはり通常よりポッキーの日の方が約3倍以上の売り上げとなっているようです。
11月だけで1億箱分くらい売れており、
ポッキーの日の前後だけで約7億円の売り上げの伸びがあると言われています。
また、普段からよくポッキーを購入するのが30代だと言われており、
その他は40代、20代と続いています。
お菓子が好きな20代以下が、30代や40代より少ないのは、
お菓子にかけられるお金が少ないからだと思われます。
まとめ
11月11日をもっと楽しめるようにと
「江崎グリコ」では、「ハピネス」をテーマに、
ウエディングから生まれるハピネスによって結婚する2人だけではなく、
そのご家族や友人はもちろん、11月11日に結婚式を挙げる人を応援する
「ポッキーウエディング」を実施しています。
11月11日に結婚式を挙げる人を「SNS」を使って、
ポッキーブーケ画像を投稿してお祝いする、
「幸せのブーケトスキャンペーン」も開催中です。
その他、11月11日に向けて様々なイベントやキャンペーンが用意されています。
ポッキーを食べて11月11日を楽しんじゃいましょう!