年が明けて正月を迎え節分を過ぎると、
女の子のお祭りであるひな祭りがやってきますよね。
我が家にも娘がいるので、
毎年のひな祭りを娘と一緒に楽しんでいます。
ひな祭りと言えば雛人形をイメージしますが、
そのひな祭りを彩るものと言えば桃の花ですね。
桃の花はピンク色で可愛くて女性らしくて魅力のある花です。
ところで、梅の花と桃の花の違いはわかりますか?
パッと見、とっても似ていますよね。
いきなり説明してみて!と言われた時に、
説明できるよという人はあまり多くないかと思います。
しかし、似ているようで色々違うところがあるんです。
そこで、こちらで梅の花と桃の花の違いについて、
ご紹介していきます。
桃の花と梅の花の開花時期の違いと見分け方!
桃の花と梅の花は見た目がそっくりなので、
見間違える人も多いかと思います。
しかし、実は違うところがたくさんあるんです。
こちらでは開花時期と見分け方をご紹介していきます。
《開花時期》
桃の花
3月下旬~4月上旬
(最近は品種改良等もあり2月下旬から咲くものもあります)
梅の花
1月~3月
《見分け方》
桃の花
花びらの先が丸みを帯びている。
花と葉っぱが同時に出る。
幹は斑点模様になっていて全体的に白っぽい。
香りは特にしない。
梅の花
花びらの先がとがっている。
枝から直接花が咲き、花が咲いた後に葉が生える。
幹はザラザラとしている。
香りは、良い香りがする。
こうやって並べて見てみると、
違うところがたくさんありますね。
ちなみに、なぜ似ているのかというとどちらもバラ科だからです。
ちなみに桜もバラ科です。
ひな祭りに桃の花を飾る意味は?
ひな祭りと言えば桃の花を飾りますよね。
その桃の花ですが、
ひな祭りに桃の花を飾るのは意味があるんです。
桃は弥生時代に中国から伝わったものなのですが、
桃は、厄払い、魔除け、長寿の意味があります。
その為、ひな祭りは主役の女の子の健康や成長を祝うとともに、
雛人形を飾ることで子供に降りかかる災厄を弾き飛ばす意味もあるんです。
ちなみに、長寿の意味があるので、
昔は桃花酒を飲んでお祝いしていたそうです。
現在は白酒が主流なので白酒を飲んでいたという人は
きっと勘違いをされています。
子供はアルコールは飲めないので、
ノンアルコールの甘酒を飲んでいたのかと思います。
桃の花と梅の花の花言葉や何月何日の誕生花
桃の花と梅の花のそれぞれの花言葉はご存知ですか?
もし知っていれば周りに自慢できますよ!
◇桃の花の花言葉
「あなたのとりこ」
「チャーミング」
「天下無敵」
「気立ての良さ」です。
桃は女性を象徴するものなので、
女性の名前にも桃を付ける人が多いです。
「天下無敵」は、桃太郎(イザナミノミコト)が
桃を投げて鬼を退治したことが由来とされています。
◇桃は何月何日の誕生花?
3月3日、3月5日、4月12日です。
◆梅の花の花言葉
「忠実」「忍耐」「上品」「高潔」です。
「忠実」は菅原道真が由来とされています。
◆梅は何月何日の誕生花?
1月11日(白)、2月2日(紅)、2月3日(赤)で、
花の色によって誕生花の日が違います。
九州の太宰府に左遷されたときに、それを追うように梅の木が、
太宰府まで飛んできたという言い伝えがあります。
ちなみにこの言い伝えにちなんで、
福岡県の県花は梅の花です。
県章は梅の花の形を形どっています。
私は福岡県在住なので梅の花や太宰府はとても親しみがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
桃の花、梅の花それぞれに魅力があり素敵ですね。
これをきっかけに桃の花や梅の花を、
お子さんと公園等に見に行ってみてはいかがですか?
私も主人と娘と菅原道真公で有名な太宰府天満宮に、
春先に梅の花を見に行こうと思います。