気温が低くなり、お家やオフィスで暖房を使うようになると、
気になるのが空気の乾燥です。
特に寝ている間、お部屋の中が乾いていると、
風邪をひいたり肌荒れの原因になったりしてしまいます。
そこで今回は、
お家にあるもので簡単にできる手づくり加湿器をご紹介します。
寝ている間も湿度をキープして、
快適な睡眠時間を確保してくださいね。
加湿器の代わりになるもので寝室の乾燥防止するアイデア3選
では、寝室の乾燥を防止する手作り加湿器のアイディアを
さっそくご紹介していきたいと思います。
・洗濯物を干す
加湿器の代わりになるもので、もっともお金をかけないで済む方法は、
部屋の中に洗濯物を干すことです。
普通の寝室の場合、そんなにたくさん干すスペースはないでしょうから、
洗濯物の中からバスタオル2〜3枚を取って、
枕に近いところに干すようにすると良いでしょう。
上から吊るせる場所がないときは、
下に置いて使えるスタンド型の物干ラックが通販で千円前後でありますので、
それを購入されるのがおすすめです。
・ペットボトルで簡易加湿器
ペットボトルを切って、
簡単な加湿器を作る方法です。
場所を取らないので、
オフィスの机にちょっと置くのにもおすすめです。
【作り方】
500mlのペットボトルを、
横半分の高さに切ります。
半分になったペットボトルに、
水またはお湯を好きなだけ入れます。
その中に、キッチンペーパーやコーヒーフィルター、
新聞紙など、吸水性の高い紙を丸めて挿し入れます。
全部沈めてしまうのではなくて、
先の方を少し出しておきましょう。
単にコップに水を入れて置いておくよりも、
こちらの方が加湿効果が高くなります。
・バスタブに水を張る
いろいろ準備したくない、
とにかく今すぐ加湿器代わりになるものがほしい!
という場合には、
バスタブに水を張って、
お風呂の戸を開けておくのがおすすめです。
夜、お風呂に入ったあとバスタブのお湯を抜かずに、
朝までそのまま置いておくのでもOKです。
手間をかけずに、
家の中全体を加湿することができます。
お湯があまり熱い状態で戸を開け放していると、
蒸気で部屋の壁紙が湿ったり、
本棚の本が湿気を吸ってしわしわになったりすることがあります。
ほどほどに、
冷ましてから開けるようにしましょう。
手作り加湿器の効果はどれくらい?
先にご紹介した部屋干し加湿器の良いところは、
一度にたくさんの面積を加湿できるということです。
電気で動く加湿器は便利ですが使用範囲が広くなると、
どうしても効果が薄くなってしまいます。
10畳のリビングの加湿を
一台の加湿器でまかなうことは難しいですが、
一回分の洗濯物を部屋のあちこちに干して、
部屋全体をまんべんなく加湿することは簡単にできます。
それに、暖房を入れている部屋に洗濯物を干せば、
洗濯物はカラッと乾く上、部屋の乾燥対策にもなり一石二鳥です。
ペットボトル加湿器は、
部屋に置いて2時間くらいで効果が出ます。
水は少しずつ蒸発し、
効果は2週間ほど持続します。
というのはつまり、およそコップ一杯分の水が蒸発してしまうまでに
2週間ほどかかるということです。
電動の加湿器は、
1リットル分の水が8時間くらいでからからになりますので、
短期的な効果で比較すると、かなりの差があることになります。
短い時間でしっかり加湿したい場合には、
やはり部屋干しがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
寝室の乾燥を防止できる、
加湿器の代わりになるものについてご紹介してきました。
暖房と加湿どちらも積極的に行って、
元気に冬を乗り切ってくださいね。
参考になりましたら幸いです。