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飲食店社員のメリットとは?休日や労働時間の実態と実際の仕事内容

投稿日:2017年4月25日 更新日:


飲食店に就職を考えている人は、

飲食店社員は「働く時間が長い!」とか

「休みが少ない!」という事を聞く事が多くて

不安になっている人もいると思いますが

実際はどうなのでしょうか?

 

ここでは、

飲食店の社員として働いた時のメリットやデメリット、

就職を考える時に

みんなが不安に感じる休日や労働時間のこと。

 

飲食店社員としての仕事の内容を確認して

もう一度、飲食店の社員として働くか、

他の仕事を探すかを検討してみましょう。

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飲食店社員として働くメリットとデメリット

飲食店でも会社の規模により様々ですが、

この業界自体が人手不足となっております。

 

そのため大手でも採用されやすいのが現実で、

大手チェーンは比較的給料が良く、

労働環境もしっかりとした企業も最近では増えてきてます。

 

採用に必要な資格というのは無い会社がほとんどです。

 

学歴による昇進の差をつけていない会社が多いので、

学歴、特殊な技術が無くても

自分の頑張り次第で幹部クラスまで昇進していける事も良くあります。

 

チェーンでは店を増やしていく為には、

アルバイトでも料理を作れる必要があるため、

特殊で難しい調理などもほとんどなく、

今まで料理を作った経験が無くても

慣れ次第で出来るようになっていくところがほとんどです。

 

学歴や特別な資格やスキルは無いですが、

野心がある人や出世欲が強い人には

社員として働くメリットはあるでしょう。

 

逆にデメリットは、

役職のない一般社員レベルですと時給換算すると給料は安く、

他の業種と比べて休みも少ない会社が多いです。

 

またバイトの出勤状況で突然、

休みが無くなったり変更になったりする事もあります。

 

世間の休日は稼ぎ時なので

基本は出勤となりますので、

周りの友人達と会う機会が減ったり、

会社によっては、

お盆や年末年始に休めなかったりする可能性もあります。

 

残業は普通で、

残業代は出ないと思っている方が良いでしょう。

 

また、

現場では立ち仕事ですので

体力に自信がない人は厳しいでしょう。

 

入社時は、特殊なスキルはなく入れますので、

逆にチェーン店などの現場で長く働いても、

他業種に転職する為に必要なスキルは身に付きません。

 

人によってさまざまですが独立や、経営幹部など

自分の中でハッキリとした目標を持っていないのであれば、

就職しても長く続けられない業種です。

 

飲食店で働く社員の休日や労働時間の実態

世間一般の休日は

サービス業である飲食店では稼ぎ時となります。

 

本社勤務では別となりますが、現場で働く社員は土曜日や日曜日、

祝日の仕事は当たり前です。

 

休日は平日になることを覚悟しておきましょう。

 

ゴールデンウイークなどの繁忙期は連勤となり、

休みがとりにくいことも普通です。

 

営業時間によっては開店前に出勤し

閉店後に退勤するということも珍しくありません。

 

現場はアルバイトに任せて、

事務作業に徹することができるのが理想ですが

人手不足や、アルバイトへの教育レベルが

その店の店長の能力によっても違う為に

なかなかそうもいきません。

 

上手な店長は、店が任せられるレベルまでアルバイトを教育し、

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店のスタッフとのコミュニケーションが取れているので

辞めていくスタッフも少ない為、

社員もきっちりと休む事ができます。

 

下手な店長では、教育ができずコミュニケーションが取れていないので、

慢性的なアルバイトの人手不足を社員で補うという

悪循環の店も良くあるのが現実です。

 

もちろん間に休憩が入り、既定の労働時間は超えませんが

拘束時間がかなり長くなることが、

飲食店の社員は激務といわれる理由の一つです。

飲食店の社員の仕事内容とは

飲食店に社員として就職すると、

まずは店長候補として店舗に配属されるのが一般的です。

 

配属先では経験を積むためにアルバイトと同じく接客、

または調理の仕事に従事することになります。

 

現場の動きを熟知して、

すべての業務をきっちりとできるようになった後、

店長となり現場の責任者を任されます。

 

現場の作業は

全て出来るようになっても店長になれない人の多くは、

責任感のない人コミュニケーション能力が

著しく低い人が多いです。

 

またアルバイトとして実績を積み、

店長として正社員登用するような会社も珍しくないのが

飲食業界の特徴の一つです。

 

店長になると

シフトの調整やアルバイトの教育、

食材や備品等の発注管理といった

店舗マネジメント業務を任されます。

 

店のトラブルや、

クレーム対応も店長の仕事となります。

 

またチェーン店の場合は

店舗間での異動はよくありますので、

その都度、配属先のスタッフとの関係を

初めから作る必要があります。

 

 

異動は社員のストレスの一つになっている事が多いです。

 

チェーン店の場合、エリア内の数店舗に一人、

エリアマネージャーが配置されてる事が多いです。

 

エリアマネージャーは直接、店舗の営業をするわけではなく

担当する店舗を定期的に巡回して本社の運営方針や、やり方を伝達します。

 

また、各店舗の売上状況を把握してメニュー構成や店内のチェック、

人件費や在庫管理の指導をします。

 

店長の教育や指導を行うのも重要な仕事です。

 

それと同時に、各店舗の状況を本社に報告する役割も担っています。

 

このように店の運営に対する支援と指導を行って、

本社と店舗との橋渡し役をします。

 

店長を指導する立場であるエリアマネージャーは店長を経て、

様々な経験を積んだ後に抜擢されることがほとんどです。

 

エリアマネージャーとして経験を積んで実績を上げると

本社に配属される可能性があります。

 

出店の戦略を練ったり、商品開発、各種企画を立案したりと

経営の根幹を成すのが本社での勤務となります。

 

飲食店に社員として働くことを希望される人には

本社勤務を目指して応募される人も多いのですが、

飲食業界の中心はあくまで現場であるため、

本社で勤務している社員は全体のほんの一握りであるというのが一般的です。

 

まとめ

飲食店は、業界自体が慢性的な人手不足で

資格や特別なスキルが必要な会社が少ない為、

入りやすいですが、体力仕事ですので辞めていく人も多くいます。

 

若くてもエリアマネージャー以上の役職になれば、

他の業種の同じ年齢の人達の年収より多くなる会社もあります。

 

私の場合は、

入社から4カ月目にリーダーで年収325万円、

2年目に副店長で年収420万円、

3年目で店長で年収480万円、

8年目にエリアマネージャーで年収600万円、

11年目に本社勤務となり年収720万円です。

 

将来、独立を考えている人や、学歴や資格は無いけど

会社の幹部になり経営をしてみたい人、体力に自信がある人、

周りの人たちが休んでいる日に仕事をするのが嫌でない人は

チャレンジしてみてはどうでしょうか。

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