9月の国民の休日の一つである「敬老の日」。敬老の日は長い間、社会の為に尽くしてきた高齢者を敬い長寿を祝う日とされていますが、そもそも何歳からが敬老の日に該当するのでしょう?今回は、敬老の日のプレゼントは何歳から渡すものなのか、おすすめのプレゼントや、喜ばれる贈り物などを紹介します。
敬老の日のプレゼントは何歳から?
日本では定年が60歳でしたが、最近では65歳のところもありますし、70歳を過ぎてもハツラツとして仕事をしているという方もたくさんいます。そんな人に敬老の日といってプレゼントを渡そうと思っても、「老人扱いするな!」と言って、怒られそうな気がしますよね?
テレビとかでは65歳以上の方を高齢者と呼びますが、元に今の65歳の方は、若々しい人がすごく増えていますので、65歳でおじいちゃんおばあちゃん呼ばわりされると、気分を害される人もいるかもしれませんね。
敬老の対象は、人によって変わりますので年齢だけで言うと、敬老の日のプレゼントや改まった会が喜ばれるかどうかは、絞り切れませんので、子どもが生まれた時などの節目を機に、敬老の日のプレゼントを贈るというのはいかがでしょう!
結婚をした時などは、まだ両親も若い場合は、やっぱり子ども(孫)が出来た時が一番スムーズではないでしょうか?やはり孫ができて、その孫に祝ってもらうと、おじいちゃんおばあちゃんはかなり嬉しいようです。ふだんは照れくさくて、なかなか感謝の気持ちを伝えられない人も多いでしょうから、敬老の日にはお子さん(孫)を通じて感謝を伝えてもいいですね。
敬老の日のプレゼントでおすすめは?
花
花屋さんでも「敬老の日特集」が組まれるほど、人気のあるプレゼントのひとつです。母の日とは違って豪華な花がおすすめです。
ピンクやイエローなどの華やかな色合いの花が人気のようです。生花も良いですが、ブリザードフラワーも、水やりの手間がなく、忘れても枯らすことがないのでおすすめです。
最近では和風テイストにアレンジされたお花も人気です。花だけでなく花瓶や装飾も和風なので、畳の部屋にも違和感なく馴染みます。敬老の日に、人気の花のひとつに、「白寿」という種類のリンドウがあります。
白寿という言葉には、「漢字の百から一をひいた99つまり白」という、99歳のおめでたい誕生日を祝う「白寿」と同じ名前となっていて、長生きや、長寿や健康をお祝いする意味があります。青と白の、コントラストのある花びらで、とてもきれいでおすすめです。
食べ物
多くの人が気軽にプレゼントできるものとして食べ物がありますが、洋菓子や和菓子の人気が高いようです!それも、普段は自分で買わないような和菓子や、ちょっと高級なお茶をセットしてあげるのもいいでしょう。特産品の干物、お酒やお肉、スイーツも人気があります。男女問わず贈れるものなので、祖父母や両親に向けたプレゼントに最適です。
衣類
パジャマやカーディガンなど、肌にやさしい衣類をプレゼントするのもおすすめです。衣類はダブっても嬉しいんじゃないでしょうか?9月という季節がらどんどん寒くなってくるので、暖かい素材を使ったものが人気があります。また、足の裏に滑り止めがついた靴下なんかも、足腰が弱ってきたら滑ったりするので嬉しいと思います。
バック
バックの贈り物もおすすめです。人にもよりますが、80歳を過ぎるとあまり外出はしません。それに、足が弱くなって、転びやすくなっている方もたくさんいらっしゃいますので、両手が使えるような、斜めがけが出来るようなバックがおすすめです。
そして、何も入ってない状態で重くないもの、内ポケットや外ポケットが沢山あるものなど、ポイントを絞って探すといいですね。もしお好みがわからないようでしたら、バッグインバッグや、化粧ポーチのようなもので、華やかな花柄になさるのも、いいかもしれません。
目が良くないお年寄になりますと、バッグの中で物を探す時など、派手な物の方がすぐ見つけやすいと思います。また、バッグに入れて使う物でしたら、多少好みと違っても使われやすいのではないでしょうか?
旅行
予算に余裕がある場合は、思い出のある場所や行ってみたかった場所など、願いをかなえてあげる家族旅行をプレゼントするのも良いですしょう!旅行が難しい場合は場合は、近場の温泉でも、連れて行ってあげて、思い出を作ってあげるのも喜ばれるでしょう。
敬老の日のプレゼントは孫からの贈り物が喜ばれる!
敬老の日のプレゼントは、私たちよりも孫からもらうプレゼントの方が喜ばれます。私たちからのプレゼントは照れや、老人扱いされることにも抵抗があるのかもしれませんが、孫からのプレゼントとなると事情は変わるようで、満面の笑顔で喜んでくれます。
子供 < 孫 でしょう!
おじいちゃんおばあちゃんに喜ばれる最高の贈り物、それはお孫さんからの心のこもった言葉のメッセージでしょう。かわいいお孫さんの口から「おじいちゃん おばあちゃん いつもありがとう」なんて聞かされた日には感動でウルウルです。
孫からおじいちゃん、おばあちゃんへ似顔絵や、手作りの家族アルバム、自分で作った湯呑など、手作りの品のプレゼントは最高に喜んでもらえる贈り物でしょう。
住んでるところが遠かったりして、なかなか会えないという場合は、ボイスメッセージカードという、録音機能がついたカードもおすすめでしょう。
ボタンを押しながらしゃべると大体20~30秒声が録音でき、失敗しても何回でもやり直せます。お父さんかお母さんが最初にメッセージを入れて、そのあとに子供さんの声を入れましょう。まだちゃんとお話できない年齢だったとしても、何となく思いは伝わるし喜んでもらえるでしょう。
多少文字が書けるならメッセージカードがおすすめです。孫の直筆のメッセージカードは間違いなく喜んでもらえるプレゼントです。まだちゃんと字が書けない場合でも、ペンでグリグリ描いただけでもなんだか可愛くて嬉しいものです。きっと最高の宝物になるでしょう。
まとめ
最近のおじいちゃんおばあちゃんは若くてハツラツとした人が多いです。敬老の日は、いつも孫を可愛がってくれているおじいちゃんおばあちゃんに、感謝を伝える日として考えた方が、いいのかもしれません。
孫からであれば、何をもらっても喜んでくれますし、手作りや成長が見て取れるものなら、なおさら嬉しさもアップするみたいです。プレゼントが無くても、お家を訪ねて行く、一緒に御飯を食べるなど、小さなことでも敬老の日の感謝の気持ちは伝えられるでしょう。