年間500万人以上の人が訪れる清水寺は、世界遺産にも認定されている京都の観光名所です。舞台からの見晴らしは抜群で、舞台の下にはカエデや桜がたくさん植えられている錦雲渓が広がっていて、特に秋の紅葉シーズンの清水寺は1年で最も美しく、境内が朱色に染まり人々を魅了します。
この記事では、紅葉の名所が数多くある京都の中で、京都観光ランキング一位に輝く清水寺の紅葉の見ごろ時期や、紅葉シーズンの混雑状況やライトアップ情報などを紹介します。
京都清水寺の紅葉の見ごろ時期とは?
例年、清水寺の紅葉が見ごろとなる時期は、だいたい11月中旬~12月上旬です。もちろん、その年の気候によって多少は前後しますが、今年は例年とほとんど変わらないでしょう。
清水寺の紅葉2017の基本情報
紅葉樹木:モミジ・サクラ・カエデなど
通常拝観:6:00~17:30(季節により変動あり)
夜間特別拝観:17:30~21:00(11月11日~12月3日)
料金:大人400円/中学生・小学生200円
住所:京都府京都市東山区清水1-294
問い合せ:075-551-1234(清水寺寺務所)
<アクセス>
バス
JR京都駅から市バス206系統・100系統 五条坂下車で徒歩10分
電車
京阪清水五条駅より徒歩20分
車
名神高速京都東ICから国道1号経由7km20分
駐車場
清水寺に駐車場はありませんが周辺に有料駐車場があります。市営駐車場が比較的収容台数も多くおすすめです。
京都市清水坂観光駐車場
住所:京都府京都市東山区清水4丁目161-5
電話:075-561-4601
京都清水寺の紅葉のライトアップ情報
清水寺では紅葉シーズンにライトアップ(夜間特別拝観)が開催され、500基の照明がモミジを照らして、幻想的な清水の舞台を浮かび上がらせます。
清水寺の紅葉が昼間とはまた違った雰囲気を醸し出し、京都の街の夜景とのコラボレーションを味わうことができます。特に、奥の院からの光景が素晴らしいので、壮大なライトアップを楽しんで下さい。
清水寺には、観音様の化身である龍が、音羽の瀧に夜ごと飛来して清水を飲むという青龍伝説が古くからあり、清水寺のライトアップでは、夜空に向かって走る一筋の青い光が、天を駆ける青龍を表していて神々しい光景も見ることができます。
期間:11月11日(土)~12月3日(日)
時間:17:30~21:00
料金:大人400円/小・中学生200円
清水寺は通常拝観を終了後にいったん閉門してから夜間特別拝観の準備後に再び開門されます。境内に通常拝観から残っていることはできません。また清水寺に再度入場するには拝観料も別途必要になりますので注意してください。
京都清水寺の紅葉の時期の混雑状況
紅葉シーズンの京都市内中心部はどこにいっても混雑していますが、清水寺は京都の中でも非常に人気の高い観光スポットで、特に最近では外国人観光客も増加しているので、平日でも30~60分の入場待ちということがよくあります。
紅葉の時期は1日中混雑していますが、混雑のピークの時間帯では90~120分待ちの行列を覚悟しておく方が良いでしょう。特に人気スポットの「清水の舞台」や「奥之院」は、立ち止まる人で溢れかえります。
少しでも混雑を回避する方法としては、週末より平日に訪れる事と、通常拝観であれば、開門後すぐの早朝6時~8時頃の時間を狙うと比較的ゆったりと拝観することができます。8時を過ぎると徐々にツアー客も増え始めて、10時を過ぎるとずっと混雑状態が続きます。
夜間特別拝観は、逆にライトアップ開始の早い時間帯が混雑します。20時過ぎくらいから徐々に空き始めるので、混雑を避けるなら、狙い目の時間は、20時から21時の間です。受付は21時で終了しますが、ライトアップは22時まで開催されているので、ゆっくりと観覧することができるでしょう。
まとめ
今年も大混雑が予想されます京都清水寺ですが、1000年以上前から変わらぬ清水寺の舞台からの紅葉の眺めは別格です。紅葉と、京都の街の夜景とのコラボレーションを味わうことができるライトアップもおすすめですので、ぜひ清水寺で秋の紅葉を満喫しましょう。