会社の上司や友人などお中元を貰ったときに、どのようにお返しの返事をしていますか?
貰ったけどメールで返信すればいいのか電話すればいいのか、どれが一番いいのでしょうか。
今回は、お礼の返事に悩んでいる方にメールで返信する時の注意点や書き方、電話は必要なのか・・・などをご紹介します。
お中元のお礼のメールの件名はどう書く?
会社の上司からお中元をはじめてもらった時は、お礼はちゃんと返したいですね!メールで返信する場合、どのように書いたら失礼にならないのでしょうか。
<基本的な書き方>
まず大事なのは何のメールなのかはっきりさせましょう。お中元を貰ったことなのに違う内容を書いては、相手も何の事か分かりません。
そのため、メール本文も大事ですが件名が一番大事です。メールと受け取って最初に見るのが件名ですので、しっかり内容を書きましょう。
個人的にお中元をいただいた時の例をご紹介します。
○○株式会社 ○○部
○○様
いつも大変お世話になっております。
先ほど、お中元が宅配便にて届きました。
ご丁寧なお品をありがとうございました。
家族皆でいただきましたが、喜んでおりました。
このような心のこもった贈り物を頂いた上に、日ごろからお世話になっており
誠にありがとうございます。
これからますますお忙しいことかと存じますが、お体にはお気をつけてお過ごしくださいませ。
メールにて恐縮ではございますが、取り急ぎご連絡いたします。
以上がメールでのお礼の返信の例になります。
件名ですが、「お中元のお品」「お中元のお礼」など、何を貰ったのかはっきり書きます。
間違っても、「こんにちは」「こんばんは」などの挨拶を書くようなことはしないようにしましょう。
個人で貰ったのなら、家族で頂いたことや、その様子など書くと送った相手は喜んでくれてよかったと思いますね?
このように、頂いてお礼を書くのは当たり前なのですが、家族の様子や、最後いつもお世話になっているお礼も書くとよりいい文章になります。
次は会社で頂いたときのお礼文をご紹介します。
株式会社○○ ○○部
○○様
拝啓 貴社には大変お世話になっております。
株式会社○○ ○○部 ○○でございます。
昨日、お中元のお品が届き誠にありがとうございました。
○○様にはいつもお世話になり、この上このようなお品まで頂き
大変恐縮いたしております。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
まだまだ厳しい暑さが続きますが、お体にはお気をつけてお過ごしくださいませ。
取り急ぎメールにてご連絡いたしましたことご了承ください。
敬具
以上が、会社で頂いたお礼のメールの例ですので活用してみてください。
お中元のお礼の電話は必要?
基本的には、お中元のお礼は「お礼状」を送り、電話でのお礼は親しい間柄に限られます。しかし、普段から頻繁に話をしている場合などで、直接話がしたい時は電話でお礼をお伝えしても良いでしょう。
お中元を頂きお礼の電話をする場合、時間を空けずなるべき届いた次の日までに連絡をしましょう。日が経ってしまうと届いたのにお礼もなく・・・と不快に思われてしまいます。出来れば届いたその日のうちに電話でお礼を伝えましょう。
ここで注意しておきたいことは、会社の上司であれば、部下である本人が電話をかけることが重要です。しかし、本人(夫)がかけられないという場合は代わりにかけてもいいのですが、本人(夫)に許可を取ってから電話をしましょう。
上司に電話をする時、
・自分の身分(夫の妻であること)
・代わりに電話したことのお詫び
以上を必ずお伝えしお中元を貰ったお礼を伝えます。
それに手紙を夫に書いてもらい出すと、もっといいでしょう。夫は電話をかけられなかった事などのお詫びとお礼を妻ではなく夫としてちゃんとお礼をするのが礼儀ですね。
お中元のお断りをする場合
毎回お中元貰ってばかりもなあ・・・と思う方はお断りしてもいいともいます。ただ、お断りするもの礼儀がなっていないと失礼にあたります。
メール
今後このようなお心遣いはお気になさらぬようお願い申し上げます・・・というように、はっきり書いてはいけません!気持ちは嬉しいけど気を使わなくていいですよ・・・という相手を思いやるように書きましょう。
電話
今後は、お気使い無用でございます・・・など、頂いて申し訳ないことをお伝えしましょう。
お断りをしても贈ってくる方がいたらお礼をして、それはありがたく頂きましょう。
まとめ
このようにお中元ひとつお礼するにも、礼儀などがかなり重要になってきます。相手の方に不快な思いをさせぬように丁寧なお礼の返事をしましょう。
せっかく貰ったお中元ですからうれしい気持ちを素直に伝え、今後の仕事が円滑にできるようにこういう小さなこともしっかりやりましょう。