日本には季節がありますね。それに合わせて春分や夏至、秋分や冬至など、季節に関係した祝日などがあり実際どんな意味でつけられているのか知っていますか?
学校でも教えてくれない事で、知っているとちょっと賢くなった気分に・・・
夏至や冬至等の意味やその違いをわかりやすくご紹介します。
春分の日と秋分の日の違いは?
春になるとよく春分など聞きますよね。それに伴い秋になると秋分もよく聞きます。それぞれ季節が違うからそう呼ばれているのでしょうか?
それとも違う意味があって決まっているのかわからないですね。まず、それぞれの意味を知っておきましょう。まず両日とも祝日です。それは皆さん知っていることです。
日本には季節が24あると言われています。季節の始まりを立春、立夏、立秋、立冬と呼ばれ細かく分かれています。その中でも細かく分かれているのです。
このことは地球の動きに合わせたとこで「二十四節季」と呼んでいます。
春分の日、秋分の日、両日とも条件は同じで、ただ季節が違うだけなんです。
・春分の日は立春と立夏の間にある日(秋分の日は立秋と立冬の間にある日)
・太陽が真東から登り真西に沈む
こういった条件等がそろい、春になった時所定の位置に来た時が春分になります。逆に秋は春の反対側になり所定の位置に来た時が秋分になります。
もっと詳しくお話しするなら、地球は少し斜めになって回っているので軸の関係なども加わってきます。しかし、この先はちょっと専門的で難しい方もいるかと思います。
基本的なことさえ知っていれば恥ずかしくはありません。春分と秋分の違いは季節が違うという事だけではないでしょうか。
しかし、なぜ春分と秋分の日は祝日なんでしょうか?
夏至と冬至はなぜ祝日ではないの?
カレンダーで見ても春分の日、秋分の日は祝日で、夏至や冬至は祝日ではないのでしょうか?理由の一つとしては戦前の名残が残っているからです。
戦前、日本は天皇制だった為、祝日は皇室を中心に決められていたんです。それが今でも根付いているので春分と秋分の両日は祝日になります。
もっと詳しくすると、祭日は皇室が執り行う神事や行事のひを意味します。祝日は皇室も一緒に、国民と祝日を祝う日として戦前は決められてきました。
それに皇室では「皇霊祭」という行事が行われてきました。
皇霊祭は春と秋の2回行われ、お彼岸の最中の春分の日と秋分の日にやっていたことが今でも残っているからです。それが今は国民の祝日として残ったんですね。
それに夏至や冬至は休みではないですよね。これも戦前に理由があり、以前は夏至も冬至も休みを設けていなかったようです。それが今でも続き休みではないのです。
今の国民の休日等は戦前が深く関係していることがわかります。
ちなみに、夏至とは、一番昼間が長くなる日で、冬至とは、一番昼間が短くなる日の事を言います。
このように、それぞれ意味があり、それぞれに違いがありました。
まとめ
春分や秋分の様に祝日もあれば、夏至や冬至の様に名前はあっても休みではない日がありました。これは、すべて戦前の皇室え決められた休日、祝日であり、その名残が今でも残っているからこそなんだとわかりました。
ちなみに春分や秋分は、毎年同じ日ではないのです。地球の動きの関係上少しづつずれているようで毎年違う日が祝日になります。地球の公転や自転の関係、それに太陽の位置関係で決まるのです。
今回は学校で教えてくれないようなことをわかりやすく書いてみました。
知っていて損はなし、それよかちょっと知っていて鼻が高いかもしれませんね。