今更人には聞きにくい大人の知識!
普段お世話になっている方から暑中見舞いを頂いた場合、お礼の返事は必要なのか?いつまでにお礼の返事をしないといけないのか?
また、内容はなんと書けばいいのか?遅れた場合どうすればいいのか…などなど、意外と全て完璧に知っている人も少ないと思います。
そこで今回は暑中見舞いの気になることについて、ご紹介したいと思います。
暑中見舞いの返事は必要?
まず結論から言いますと暑中見舞いの返事は必要です。
今では、「暑中見舞いや年賀状などは季節の挨拶をする」という風に定着していますが、本来は「目下の人が目上の人に直接挨拶に伺わないといけないけれどハガキなどの書面で失礼します」という意味があるのです。
なので、相手が目上の人ならこちら側から先に出さないといけないという事になります。しかし、目上の人から先に受け取ってしまった場合、どうすればいいのか2つ方法があります。
1.暑中見舞いのお礼を書かずに暑中見舞いもしくは残暑見舞いのハガキを出す
受け取っているのも関わらずお礼を書かないと言うのはマナー違反と思う人もいるので、目上の人に送るときにはおすすめしません。しかし、親しい友人や自分側の親しい親戚などはこちらでもいいかなと思います。
2.暑中見舞いが無事届きましたも込めてお礼をしっかり
書いた上で暑中見舞いや残暑見舞いの挨拶を書き出す。目上の人に出すなら①ではマナー違反と思われても嫌ですし、本人もちょっと抵抗ありますよね。ですのでお礼を書いた上、暑中見舞いや残暑見舞いを出すのがいいでしょう。目上の人にはこちらをおすすめします。
暑中見舞いの返事はいつまでにすればいい?
送る時期によって「暑中見舞い」なのか「残暑見舞い」なのか変わるので、日にちを送る前にしっかり確認しましょう。
【暑中見舞い】
7月7日ごろ(小暑)〜8月7日ごろ(立秋)の前日までです。この間の時期なら暑中見舞いを送りましょう。
【残暑見舞い】
8月7日ごろ(立秋)〜9月7日ごろ(白露)の前日までです。立秋を過ぎてしまうとそこからは残暑見舞いを送るようにしましょう。しかし9月に入るのはあまり良くないので8月中には送るようにしましょう。
※その年によって小暑や立秋や白露などは変わりますので確認してください。
時期を書きましたが、一番良いのは相手から届いてからできる限り間隔は開けずに送るのがいいです。届いたのに8月中ならと1週間や2週間も送らずにいるのは、あまりマナー的にもよくありません。
届いたらできるだけ早く返事をして下さいね!
暑中見舞いの返事をメールでするのはまずい!?
ほとんどの人は暑中見舞いは挨拶を葉書だけ送るのが多いのですが、最近ではメールで暑中見舞いの挨拶を送るということが、そこまで珍しいものではなくなってきているようです。
しかし、相手の人が手書きの葉書で送ってきてくれた場合や、お世話になっている人や目上の人には同じように葉書で返事をした方がいいでしょう。そしてその人たちにはお気持ちの品を添えて送るとさらにいいと思います。
しかし、お中元を送っているのであれば相手も気を使うので、暑中見舞いにはお気持ちの品は送るのはやめておきましょう。
品物に関しては基本的にはなんでも大丈夫です。例えば…夏らしいものでもいいですし、普段使えるタオルや飲み物食べ物などでも大丈夫ですよ。
だからといって品物だけ送るのはあまりよくありません。一緒に葉書に挨拶も書いておくるようにしましょう。
結論、メールで暑中見舞いの挨拶を送るのも珍しいことではなくなっては来ていますが、相手によって臨機応変に返事するようにしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?いざという時に少しでも知っておくと助かりますよね。
暑中見舞いの返事は決して強制ではありませんが、送った方は返事がないとショックですし印象が良くないですよね。
少しでもこの記事が役に立てると嬉しいです!