海って独特な空間ですよね。プールみたいに、受付の人がいるわけでも、ロッカーや更衣室が用意されてるわけでもありません。
でも、日常的に海に来て、楽しそうにしている人いますよね。
『そういえばサーフィンをしに来た人って、貴重品はどうしてるの?』これは、だれでも一度は考えたことのある疑問なんじゃないでしょうか。
海外でホテルのプールに入るときは盗難防止の為に、防水の袋に貴重品をまとめて入れて、持っとかないといけないとか聞いたことがあります。
バランス感覚の大事なサーフボードの上でもそれをやるか?というと、そんなことはできないし、している人もいないように見えます。
今回は、サーフィンに車で来て、貴重品は全部車に置いて行く場合に『車の鍵』の保管をどうするのか…という点に焦点を絞って、ベストな方法をご紹介したいと思います。
サーフィン中は鍵は隠すのがベスト!?
サーフィンをしに海に来て、まず最初につまづくのが、『車の鍵ってどうしたらいいの?』ということだと思います。
昔は、車の鍵は、サーフィン中も持ち歩くのが基本で、首から専用の袋を下げてそのまま波の中へ…というのが普通でしたが、リモートキーやスマートキーが一般的になってからは、今や車のキーも精密機器のひとつです。水の中に持って入ることはできません。
では、サーフィンをしている間、車の鍵はどこに隠しておくのが良いのでしょうか。
車上荒らし対策として、なじみのお店にキーを預けておくというサーファーもいるようですが、この方法は、ベテランのサーファーさんでなければ、ハードルが高いかもしれません。
どこに隠しても、誰かに見つけられるかもしれない危険を思うと、サーフィンも楽しめませんよね。単に“隠す”ことは、もしかしたら、安全でないどころか、危険ですらあるかもしれません。
ではどうするか?
一番安全なのは、『ここに鍵がある』とわかっていても誰にも取ることができないような場所に、保管することです。なんだかクイズみたいになってきましたが、要は金庫と同じです。
「キーボックス」という、鍵専用の金庫が、通販やホームセンターなどで買えますので、これを購入しましょう。キーボックスは、たいてい、巨大な南京錠の形をしています。
使い方としては、まずはじめに、暗証番号を設定します。
開けると中は空洞になっていて、車のキーが入れられるようになっていますので、キーを入れてふたをします。
自動でロックがかかりますので、あとは、それを、車のドアノブや、車体の下のフックに取り付ければOKです。
これで、心おきなくサーフィンを楽しむことができます。暗証番号を忘れないことだけ、注意してくださいね。
サーフィン中の車上荒らし対策
ただ、ここまでしても、キーボックスそのものを破壊したり、窓を割って、車内の貴重品を持ち去ろうとする悪質な車上荒らし(悪質でない車上荒らしなどいないと思いますが)がいる可能性もゼロではありません。
一度海にはいってしまえば、駐車場を気にして見ておくことはほぼ不可能です。
キーボックス等で最低限の自衛をしたら、あとできる対策としては、現金やカードの貴重品類を極力持って行かないことです。着替えや携帯電話は、まとめてトランクに入れておきましょう。
車上荒らしは、人目につかないよう、次々に、すばやく犯行をおこなう必要があるので、一つ一つの車にそんなに時間をかけてはいられないはずです。
貴重品を少し“めんどくさい”ところに置いておくだけでも、安全度は格段にUPします。
たとえばキーボックスを車体につけるときに、見えやすいところにつけるのではなくて、車の裏側にガムテープで固定するとか、窓を割るような犯人に対しては、荷物をトランクに入れて探しにくくするなどの対策も効果的です。
まとめ
最近はあちこちに監視カメラがあり、カメラ自体の精度も上がっているので、こういった犯罪は、昔に比べてやりにくくなってはいます。
だから安心して…というわけではないですが、できるだけの備えをしたら、あとは気にしすぎず、おもいきり波を楽しんでほしいと思います。
ご参考になれば幸いです。どうぞ良い時間をお過ごしください!