全国新作花火競技大会は、長野県を代表する観光地である諏訪湖を舞台に、全国から選び抜かれた若手花火師たちの従来の枠にとらわれない斬新な発想の花火がメッセージや、音楽とともに打ち上がる長野県屈指の花火大会です。
毎年流行があり、毎年新しいデザインの花火が創意工夫のもと生みだされていて、見たことのないようなデザインの花火を楽しむことができます。また、大会を締めくくる最後の「水上スターマイン」は圧巻です!
今回は、毎年30万人以上の見物客でにぎわう全国新作花火競技大会の2017年の日程とアクセス、駐車場や穴場スポットなどをご紹介します。
全国新作花火競技大会2018年の日程
全国新作花火競技大会は毎年9月の第1土曜日に開催されています。
雨天の場合:決行/荒天時は中止
開催時間:19:00~20:30
開催場所:長野県諏訪市上諏訪温泉 諏訪湖畔
打ち上げ数:約18000発
来場者数:約30万人
問い合わせ先:0266-52-2111(新作花火大会実行委員会)
駐車場:無料約2000台、一部有料あり
交通規制:ヨットハーバーから諏訪警察署(17~22時)
公衆トイレ:仮設あり
<有料席情報>
全国新作花火競技大会の有料席は、花火大会の実行委員会で販売するものと、旅行会社や諏訪地区の旅館や協賛者が販売する桟敷席の2種類があります。
花火大会実行委員会が販売するのは、諏訪市湖畔子園(石彫公園)内に設けられる有料自由席のみです。指定席はなく、公園内に用意されたスペースに早いもの順で場所取りができます。
ローソンチケットにて購入できます。
販売枚数:6000席
料金:大人1席3000円/子供1500円(3歳以上小学生まで)
購入可能枚数:大人と子供合わせて10枚まで
この有料自由席は午後3時から入れますが、良い場所を取るために3時前からみんな並んでいるので、お昼くらいまでには現地に到着しておくのがおすすめです。
当日券も用意されており、大会当日の朝9時30分から販売されますが、それのために行列ができ、並んで購入する必要がありますので、前もって購入しておく方が良いでしょう。
現地前売りおよび当日券:大人1席2500円/子供1200円(3歳以上小学生まで)
<屋台情報>
全国新作花火競技大会では、会場付近の湖の遊歩道に屋台が並びます。営業時間は屋台によってマチマチで、営業時間は早い所だと昼過ぎからやっていて、花火大会が終わる時間帯まで営業しています。
打ち上げ開始時間が近くなると混雑していますので、夕方ごろから楽しむようにしましょう。また、花火大会終了後まで営業している所は、大幅値引きで格安な値段で販売されている屋台もありますので、時間に余裕のある方は狙ってみるのも良いでしょう。
全国新作花火競技大会のアクセスと駐車場情報
<アクセス>
●電車
JR中央本線上諏訪駅より徒歩8分
●車
中央自動車道諏訪IC出口から1つ目の信号を左折後、
諏訪湖に出るまで直進、上川大橋の信号を右折(約4km 15分)
※大会当日は昼前から渋滞する為15分以上かかります。
花火大会当日は、渋滞が凄まじいので覚悟が必要です。電車も大混雑ですが、車の渋滞よりは早く移動することができるでしょう。行きよりも、花火大会が終わった後の帰りの渋滞がとにかくひどく、車は1時間にやっと数百メートル進むかどうかで、諏訪ICに到着するのは深夜を過ぎてしまいます。
渋滞を回避するためには、車で直接諏訪まで行かずに手前の諏訪南ICで下り、JR中央本線沿いの駅に車を止めて、電車で上諏訪駅まで移動するのがおすすめです。
<駐車場>
県合同庁舎(長野県諏訪市上川1丁目1644-10)
料金:無料
収容数:300台
開場時間:10:00
諏訪市役所(長野県諏訪市高島1丁目22-30)
料金:無料
収容数:200台
開場時間:09:00
城南小学校(長野県諏訪市高島1-29-1)
料金:無料
収容数:200台
開場時間:09:00
ヨットハーバー(長野県諏訪市高島3丁目1201-34)
料金:3000円/台
収容数:1100台
開場時間:07:00
その他(会場近く)
当日は会場周辺に臨時駐車場が開かれますが、昼には満車になります。臨時駐車場が満車の場合は、会場近くまで行くと民間の方々が駐車場を提供してくれます。
安い駐車場を探そうと迷っていると渋滞にハマって身動きがとれなくなりますので、民間の方があちこちに看板を持って駐車場の案内をしていますので、最初に目についた駐車場にさっさと止める方が良いでしょう。
全国新作花火競技大会の穴場スポット
間欠泉センター付近(長野県諏訪市湖岸通り2丁目208-90)
会場から近いので、花火が大きく見えて臨場感も抜群です。仕掛け花火や水上スターマインが少し斜めに観えますが、メイン会場の混雑よりはやや緩めです。センターの階段が階段があるので座って観ることができます。
立石公園(長野県諏訪市上諏訪10399)
夜景100選にも選ばれた場所で、穴場というより定番スポットと言える場所ですが、夜景と花火の美しいコラボレーションを観ることができます。カップルにはおすすめのスポットでしょう。
高浜公園(長野県諏訪郡下諏訪町高浜)
花火会場から距離は離れますが立石公園と同じく、花火を遮る建物が無いので、真正面から良く見え、割と近いので迫力ある花火が楽しめるおすすめのスポットです。公園沿いの湖岸に出ると、さらに良く観えます。
イオン諏訪店(長野県諏訪郡 下諏訪町南四王6133)
イオン諏訪店付近の湖岸が穴場スポットです。湖岸から少し離れるのですが、打ち上げを平行に見れるため、仕掛け花火も十分鑑賞できます。帰りの渋滞が回避でき、飲食の調達やトイレに事欠かないのが嬉しいスポットです。
岡谷湖畔公園(長野県岡谷市湖畔1丁目27)
地元では人気の穴場スポットです。打ち上げ会場から少し距離がありますが、有料観覧席とほぼ対岸のため、花火は小さめですがキレイに観ることができます。また、混雑も若干緩めで帰りの混雑も避けることができます。
諏訪湖ヨットハーバー周辺(長野県諏訪市高島3丁目1201-34)
打ち上げ会場からも程よく近いので、仕掛け花火や水上花火も観えて、充分な大きさの花火を堪能することができます。ネットや雑誌でも紹介されている場所ですので、誰でも知っているスポットとなりました。
ハーモ美術館周辺(長野県諏訪郡 下諏訪町10616-540)
最寄の下諏訪駅から徒歩10分とアクセスも便利な穴場スポットです。
打ち上げ場所から少し距離があるため、比較的車や人の流れは緩やかで広い駐車場もあります。
湖畔が整備されていて、ベンチもあるので観覧しやすいポイントです。
赤砂岬(長野県諏訪郡下諏訪町赤砂崎10802)
ハーモ美術館から湖岸沿いに西へ行ったところにあります。打ち上げ会場より距離がありますが、広い駐車場があるので車での利用を考えている方にはおすすめです。
位置的には打ち上げ会場のほぼ対岸になるので、臨場感たっぷりの花火の炸裂音や、湖畔に映る花火がとても美しく見えます。
SUWAガラスの里付近(長野県諏訪市豊田2400-7)
打ち上げ会場よりかなり距離があるので花火は小さめですが、その分混雑もゆるやかです。ゆったりと観覧したい方向きでしょう。
諏訪湖SA(長野県諏訪市豊田字所久保3118)
見晴らしの良い場所にあるため、ここからも諏訪湖花火大会を観覧することができます。
帰りの渋滞に巻き込まれないメリットを活かすため、お帰り方面のSAに駐車することをおすすめします。混雑で駐車できない場合を考えて早めにSAに入っておきましょう。
鳥居平やまびこ公園(長野県岡谷市内山4769-14)
高高台にあるので、岡谷市街の夜景と花火の両方を楽しむことができます。
打ち上げ会場からは距離がありますが、かなり広い公園ですのでゆっくり花火を楽しめます。ジャンボすべり台などもあり、お子様連れにもおすすめです。
まとめ
全国新作花火競技大会は、花火の概念が変わってしまうくらいのスケールの大きさで、首都圏の花火大会しか見たことが無い人はその迫力に圧倒されることでしょう。
今年も大混雑が予想されますが、今回の記事を参考にしていただき、ぜひ全国新作花火競技大会に足を運んでみてください。