諏訪湖祭湖上花火大会は、長野県諏訪市の諏訪湖で毎年8月に行われる国内最大級の花火大会で諏訪二大花火大会の一つです。
諏訪市では、9月上旬に若手花火師による全国新作花火競技大会が開催されますが、諏訪湖祭湖上花火大会は、諏訪湖以外の競技花火でも活躍する日本を代表する熟練花火師によって開催されます。
名物と言われる水上大スターマイン「Kiss of Fire」や、湖上に全長約2kmにわたって花火が滝のように流れる「大ナイヤガラ」など圧倒的なスケールを誇る花火は必見です。
今回は、毎年50万人以上の見物客でにぎわう諏訪湖祭湖上花火大会の2017年の日程とアクセス、駐車場や穴場スポットなどをご紹介します。
諏訪湖祭湖上花火大会2017年の日程
諏訪湖花火大会は例年8月15日に開催される花火大会です。
開催日:2018年8月15日
雨天の場合:決行/荒天時は中止
開催時間:19:00~21:00
開催場所:諏訪市湖畔前諏訪湖上
打ち上げ数:約40000発
来場者数:約50万人
問い合わせ先:.0266-52-4141諏訪湖祭実行委員会(諏訪市観光課内)
トイレ:28ヶ所(約330基)
●桟敷席(全171マス)
大型マス:10マス(50人可)/ 桟敷席料金:285,000円
特別マス:53マス(20人可)/ 桟敷席料金:123,000円
特別マス:103マス(20人可)/桟敷席料金:102,000円
ブロック指定席 約2,400席/ 席料金:4,000円
●有料自由席(前売)
石彫公園・湖畔公園
席数:約5500席
料金:大人1席3000円/子供1500円(3歳以上小学生まで)
ローソンチケット石彫公園・湖畔公園
席数:約6,700席/
料金:大人1席2500円/子供1500円(3歳以上小学生まで)
●有料自由席(当日)
旧東バル跡地 当日自由席
席数:約7,000席
料金:大人/小人1席1000円
※花火大会が中止になってもチケット代の返還はありません。
マス席とブロック指定席は眺めは最高ですが抽選となっています。5月中旬までに実行委員会へはがきを送っておく必要があります。
有料自由席の旧東バル跡地はチケット代は安いですが、マンションなどの障害物で思ったように見えない場合がありますので、打ち上げ場所の初島が良く見える石彫公園の有料観覧席がおすすめです。また、有料自由席でも場所取りは必要となってきます。
諏訪湖祭湖上花火大会のアクセスと混雑状況
●電車
JR中央本線上諏訪駅より徒歩8分
●車
中央自動車道諏訪IC出口から1つ目の信号を左折後、
諏訪湖に出るまで直進、上川大橋の信号を右折(約4km 通常15分)
※大会当日は大変混雑がする為15分以上かかります。
花火大会の当日は打ち上げ場所周辺では大規模な交通規制が実施されます。駐車場は5000台近く停められるスペースが用意されていますが、午前中にはいっぱいになってしまいます。
花火大会当日の諏訪市内は渋滞が凄まじく、時間によっては花火会場まで辿り着けないこともありますので、相当時間に余裕をもって行動する必要があります。また行きよりも、花火大会が終わった後の帰りの渋滞がとにかくひどく、一気に何十万人が移動しますので道路はどこも大混雑です。
諏訪市内は大渋滞により24時過ぎまで身動きできない状況が続きますので、車で待機したり仮眠して26時過ぎに動くか、車で直接諏訪まで行かずに手前の諏訪南ICで下り、JR中央本線沿いの駅に車を止めて、電車で移動するのがおすすめです。
諏訪湖祭湖上花火大会の穴場スポットは?
結論から言いますと、諏訪湖祭湖上花火大会は無料で観覧席に近い場所で花火を観れるのに適したポイントはありません。
仮に有料席を確保できたとしても、半分よりも前に行かないと、木立が邪魔をして高いところに上がった花火が見えないこともあります。
諏訪湖沿いの道路でも同じ状況ですので、ある程度離れたところからきれいに花火が見られる穴場スポットを紹介します。
手長神社(長野県諏訪市大字上諏訪茶臼山9556)
諏訪湖から1km程の位置にあり、境内からは諏訪湖周辺が一望できるので花火がとても大きく観られます。立石公園は花火スポットとして人気観賞エリアになっているので人の数もすごいですが、手長神社の周辺は、地元の方などが多く来ていて立石公園よりも人だかりは少なく、比較的ゆっくりと観ることができます。
高ボッチ高原(長野県塩尻市片丘東山9215-1)
花火会場から10㎞以上離れていますが、高原の公園で花火よりも高い場所にあるので、諏訪湖が一望できてしかも花火全体を観ることができます。
対岸の釜口水門付近(長野県岡谷市湊1丁目9-5)
会場から離れていますので迫力は体感できませんが、その分ゆったりと見物できる穴場スポットです。
岡谷湖畔公園( 長野県岡谷市湖畔1丁目27)
花火場所の対岸にあたる天竜川近くの公園です。比較的中心部よりも場所は空いていて、帰りの車も比較的少なく対岸の花火が良く見えるスポットです。
SUWAガラスの里周辺(長野県諏訪市豊田2400-7)
花火会場から少々離れていますが、交通規制区域外なので車で来ている人にはおすすめのスポットです。
<人気のスポット>
立石公園(長野県諏訪市上諏訪10399)
打ち上げ会場まで1㎞の距離で、高台にあたる場所なので、諏訪湖を一望できるスポットです。夜景100選にも選ばれた場所で、夜景と花火の美しいコラボレーションを観ることができます。ここは早朝から場所取りが行われている激戦区で、こちらで見るなら混雑を覚悟する必要があります。
諏訪湖ヨットハーバー(長野県諏訪市高島3丁目1201-34)
花火会場からとても近いので、ナイアガラもスターマインも綺麗に見ることが出来ます。迫力は満点ですが、こちらも激戦区ですので早めに場所取りをする必要があります。
まとめ
諏訪湖祭湖上花火大会のプログラムは2部構成となっていて、1部と2部で、それぞれ趣の違う花火を満喫できるので、県内外から毎年たくさんの観覧者が訪れます。
毎年、大混雑の花火大会ですが、一度は見ておいた方がいい花火大会です。しっかり計画をたてて諏訪湖祭湖上花火大会を存分に楽しみましょう。また、諏訪湖の花火は雨が多いので雨具の用意をしておきましょう。
もし、諏訪湖祭湖上花火大会に行けない方は、9月に行われる全国新作花火競技大会に行くのもおすすめです。