多摩川花火大会は「世田谷区たまがわ花火大会」と「川崎市制記念多摩川花火大会」の、2つの花火大会が協力して開催され、両方合わせて「二子玉川の花火大会」とも呼ばれている大規模な花火大会です。
一つの花火大会で6000発で、合計12000発の花火は圧巻の一言で、この迫力は、多摩川花火大会ならではです。毎年50万人は訪れていて、参加者は年々増え続けています。
多摩川花火大会の魅力はテーマに沿った音楽花火、大迫力のナイアガラやスターマインなどでしょう。また、川崎側ではハナビリュージョンと名付けられた、音と光を融合させた花火のショーを楽しむことができます。川崎市には藤子・F・不二雄ミュージアムがある縁で、ドラえもん花火など、子供が見ても楽しめる花火が見られることで人気です。
二つの花火大会が同時に開催され、奥行きのある打ち上げ風景を見ることができる、多摩川花火大会の2018年の日程とアクセス、有料席情報やおすすめの穴場をご紹介します。
多摩川花火大会の2018年の日程とアクセス
【開催時間】 19時~20時
【場所】 川崎会場と上野毛会場
【打ち上げ数】約12000発(川崎:6000発 世田谷:6000発)
※荒天の場合は順延はなく中止になります。
<川崎会場:川崎市制記念多摩川花火大会>
開催会場:川崎市高津区・多摩川河川敷
打ち上げ場所:第三京浜道路・国道246号「二子橋」間の河川敷
打ち上げ数:約6000発
アクセス
東急田園都市線「二子新地駅」より徒歩約15分
東急田園都市線「高津駅」より徒歩約25分
※川崎側は小さい花火が多いですが音楽花火やスターマインなど、演出に凝った花火が特徴です。
<上野毛会場:世田谷区たまがわ花火大会>
開催会場:世田谷区立二子玉川緑地運動場
打ち上げ数:約6000発
打ち上げ場所:二子玉川緑地運動場の多摩川河川敷
アクセス
東急大井町線「上野毛駅」から徒歩約8分
東急田園都市線「二子玉川駅」から徒歩約10分
※世田谷区側は河川敷が広いので、大きい10号玉や、ナイアガラなど迫力があるのが特徴です。
多摩川花火大会の有料席情報
多摩川花火大会では、川崎会場と上野毛会場の2つの花火大会それぞれに有料の協賛席が設けられます。しかし、主催元の団体がそれぞれで違いますので、有料協賛席の申し込み受付が開始される日と、チケットの購入方法や問い合わせ先などが違ってきます。
<川崎会場>
【協賛席チケット料金】
・パイプいす席 5,000円/1席
・ペアシート(2人まで) 13,000円/1シート
・ファミリーシート(4人まで) 20,000円/1シート
※ドリンク(ビールかジュース)1人2本とお菓子付き
※席不要の3歳未満の子どもは人数に含めません。
【購入方法】
先着順ですので事前に日付をチェックしておきましょう。
●チケットぴあ(電話かインターネット)
電話 0570-02-9999 0570-02-9999 (Pコードは毎年異なります)
http://t.pia.jp/t
●イープラス(インターネット)
http://eplus.jp/hanabi
●47CLUB(インターネット)
http://www.47club.jp/tamagawa
【お問い合わせ】
チケット販売事務局(販売業務受託者 横浜アーチスト内)
電話 045-232-4922 045-232-4922
<上野毛会場>
●世田谷区民等優先申込(区内在住、在勤、在学の方)
【協賛席チケット料金】
二子玉川公園内
・パイプイス席 4,500円/1席
・ペア席(パイプイス2脚) 13,000円/1ペア
多摩川河川敷内
・テーブル席 25,000円/4席
※ドリンク(ビールかジュース)1人2本とお菓子付き
※席不要の3歳未満の子どもは人数に含めません。
※区民優先は、下記チケット販売事務局のみで取り扱います。
●一般申込
先着順ですので事前に日付をチェックしておきましょう。
※席種等は上記と同様
【購入方法】
●チケット販売事務局(販売業務受託者 横浜アーチスト内)
電話 045-232-4922 045-232-4922 営業時間:平日10:00~18:00
●チケットぴあ(電話かインターネット)
電話 0570-02-9999 0570-02-9999 (Pコードは毎年異なります)
http://t.pia.jp/t
●47CLUB(インターネット)
http://www.47club.jp/tamagawa
【お問い合わせ】
チケット販売事務局(販売業務受託者 横浜アーチスト内)
電話 045-232-4922 045-232-4922
多摩川花火大会のおすすめの穴場とは
宇奈根公園(東京都世田谷区鎌田2)
世田谷側の穴場スポットです。駅から多少離れているので、メイン会場よりは空いていますが、17時頃までに場所取りが必要です。また打ち上げ場所からは近いので、迫力のある花火を観ることができます。最寄り駅は、二子玉川駅より徒歩で約20分です。
宇奈根キャンプ場周辺(神奈川県川崎市高津区宇奈根784)
川崎側の穴場スポットです。会場から800~1Kmくらい離れるので混雑が比較的ゆるやかですが、花火自体は普通に綺麗に見ることができます。最寄り駅は久地から徒歩約15分ほどです。
多摩川遊園(東京都世田谷区野毛2-9)
世田谷側の穴場スポットです。世田谷の打ち上げ会場より約2Km離れた場所になりますので、ナイアガラなどはちょっと見ずらいですが、かわりに川崎側の花火が良く見えます。最寄り駅は上野毛駅より徒歩約20分と離れていますので、人混みも少ない穴場スポットになります。
第三京浜下流の河川敷(神奈川県川崎市中原区上丸子八幡町)
川崎側の花火自体が大きく観える穴場スポットです。第三京浜を超えて下流へ行くと少し混雑が緩和します。最寄り駅は二子新地駅から徒歩約10分です。帰りは、徒歩約25分の南武線の武蔵新城駅を利用する方が良いでしょう。
区立多摩川遊園(東京都世田谷区野毛2-9)
川崎側の花火がよく見えます。有名な穴場スポットなのでそれなりに人はいますが、17時くらいでも座れることがあります。二子玉川駅、等々力駅から徒歩約20分です。
砧野球場(東京都世田谷区喜多見1-12-2)
打ち上げ会場より約2Kmほど離れた場所で、駅からはかなり遠いので、歩くには少し不便な場所ですが、その分混雑を気にせずのんびりと観ることができます。
ローソン川崎久地二丁目店前(神奈川県川崎市高津区久地2‐5‐20)
二子新地駅から徒歩約15分の場所です。大きく見えるので、花火を眺めるのに絶好のスポットですが、座って見えるような場所ではありません。帰りは非常に混雑しますので、南武線まで歩くか早めに撤退する方が良いでしょう。
鎌田1丁目4付近の土手(東京都世田谷区鎌田1-4)
二子玉川駅から徒歩約10分の場所です。間近で花火が観覧できるわりに空いている穴場スポットです。帰りは非常に混雑しますので、フィナーレは電車の中で見るくらいがおすすめです。
玉川高島屋屋上(東京都世田谷区玉川3-17-1号)
両会場の花火と混雑を見下ろせる穴場スポットです。トイレの心配もなく、玉川高島屋の屋上は庭園になっているので、多摩川花火大会の観覧にはベストなスポットでしょう。近年、人気上昇中で混みあってきています。
日本体育大学世田谷キャンパス前(東京都世田谷区深沢7-1-1)
大学の中ではなく、付近の坂の頂上が穴場スポットです。桜新町駅から徒歩約15分と多少距離がありますが、両会場の花火がよく見えるポイントです。地元の人以外は知らない穴場なので、ゆっくり観たい方におすすめのスポットです。
まとめ
2つの会場で打ち上げがある多摩川花火大会は、1度は観ておきたい花火大会と言えるでしょう。
穴場もたくさんありますので、ちょっとした工夫で混雑を回避することも可能です。帰りの混雑緩和のために、花火大会終了後に、ステージイベントも開催されますので、ゆっくり楽しんで、時間をずらして帰るのも良いでしょう。