1年が過ぎるのは早いもので、
あっという間に正月になっちゃいますね。
「年末年始には大掃除をしてはいけない」
というのは皆さんご存知かと思いますが、
正月三が日は掃除をして良いのでしょうか。
掃除をすると良くないとも聞いたけど
本当のところはどうなんだろうと疑問に思いますよね。
今回は、そんな疑問を解決すべく正月3が日のタブーや、
掃除や家事をしてもいいのかどうかを紹介します。
正月三が日のタブーのその裏側とは!
年末年始には掃除をしてはいけないというのは、
大体の人が認識されていますよね。
もしご存知でない人のために、
ちょっと紹介させていただきます。
年末年始の大掃除は、
12月28日までにするようにとされています。
なぜ12月28日かというと、
正月飾りを飾る日が12月28日だからです。
大晦日には大掃除はしないのはなぜか知っていますか?
31日大晦日は静かに過ごして、
正月の神様をお迎えする日だからです。
また、31日に大掃除をして正月飾りをした場合、
「一夜飾り」と言われてあまり良くないとされています。
また、大晦日の日以外にも12月29日と1月1日は、
大掃除をしてはいけません。
12月29日は29の数字が苦を連想させるので、
縁起が良くないとされています。
1月1日は正月に来てくださった神様を追い出す形になるので、
福が逃げてしまうからです。
では、正月三が日はどうなのでしょうか。
まず正月三が日というのは、
1月1日、2日、3日のことです。
大体の企業は、
この3日間はゆっくりと休めるという所が多いのではないのでしょうか。
なのでこの3日間は、
お正月気分に浸れるしのんびりと過ごすことができます。
そんな三が日ですが、してはいけないことがあるんです。
正月三が日にしてはいけないこと
・掃除
掃除をするということは、
正月に来てくれた神様を追い出してしまうのでタブーとされています。
・洗濯
年神様を流してしまうということでタブーとされています。
・料理
三が日に水や火を使うことは、
掃除や洗濯と同様に神様を追い出いてしまいます。
なのでおせち料理といった、
保存のきく料理をお正月に食べるということなんです。
・布団を干す
こちらも掃除、洗濯と同様です。
・余計なお金を使うこと
正月三が日にお金をたくさん使うと、
その年は散財するという言い伝えがあります。
・喧嘩をすること
正月に喧嘩をすると、
その年は争いが多い年になるとされています。
・釣りや猟をすること
正月から魚釣りなどをすると縁起が悪いとされています。
正月三が日は家事はしてはいけないの?
正月三が日は掃除や洗濯や料理をしてはいけないということですが、
実際どうなのでしょうか。
実のところ、
正月三が日でも家事はしている家庭は多いです。
正月とはいえ昔の風習だし、
それほど気にしていないという人が多いです。
元旦は掃除や洗濯をしないという家庭は多いですが、
2日、3日は通常通りというところは多いです。
私の実家もそうでした。
正直、3日間掃除や洗濯をしないとなると不衛生だし、
洗濯の量も半端ないですもんね。
主婦にとっては正月とはいえ
平日とあまり変わりないですね。
ゆっくり休めるとしたら元旦くらいなので、
元旦は主婦業を忘れてゆっくり休まれてください。
正月三が日の正しい過ごし方
正月三が日の正しい過ごし方をご存知ですか?
正しい過ごし方、縁起の良い過ごし方は
「歯固め」と「着衣始め(きそはじめ)」です。
「歯固め」とは、鏡餅など固いものを食べることで、
歯を丈夫にして1年を健康に過ごすということです。
「着衣始め」とは、新しい服を着ることです。
気持ちも引き締まるので心機一転にもなります。
ちなみに「歯固め」で良く食べられているのが、
栗・昆布・大根・するめです。
新年に「歯固め」や「着衣始め」を取り入れて、
より良い新年を迎えてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最近は、お正月でも普段の生活と変わらない
という家庭も多いですよね。
普段忙しい人は、たまにはゆっくりして、
素敵なお正月を過ごされてください。