受験などの時期になるとたくさんの方が合格祈願のお守りを買われます。
その際に悩むのがどこにつけるのが一番いいのかです。
合格祈願お守りは基本的には持ち歩くのが望ましいです。
ですが、場合によって持ち歩けないという時は自宅でちゃんと保管しましょう。
合格祈願お守りはどこにつける?
合格祈願の御守りは身に着けておくのが望ましいですが、どこにつけておくのがよいのか悩みます。
本来、御守りは首から下げて持ち歩くのが理想とされています。
ですが、首から御守りを下げて持ち歩くのはやはりきついですよね?
ですので、普段から利用しているバックやペンケース、そして財布などにいれて持ち歩くと良いです。
受験前まではカバンにつけておき、当日はポケットに入れておくなども大丈夫です。
特に決まりがあるわけではないので、「必ずしもこのように持っていなければいけない」というわけではありません。
大切に持ち歩くという気持ちがあれば大丈夫です。
そのためお守りはできる限り綺麗な状態にしておきましょう。
ペンケースに入れておくのもいいと言いましたが、そのままお守りを入れてしまうと汚れてしまう場合があります。
なので、汚れない工夫が必要です。
小さめの袋に入れるなどの工夫をしておきましょう。
チャック付きのビニール袋なども100円ショップ等で売っていますので利用して綺麗な状態で保管しましょう。
身に着けるのが良いとされているのは、なるべく人の気に触れている状態が保てるのが良いからですよ。
合格祈願お守りを家に置いておく場合はどうする?
基本的にお守りと言うのは肌身離さず持っておくのが良いとされています。
ですが、事情等で持ち歩けないという場合は自宅でしっかりと保管をしましょう。
自宅で保管する際に気を付けなければいけないことは、自宅での保管となるとたくさんの人は机の引き出しなどにしまいがちです。
ですが、しまわずに机の上など普段から目につく場所に置いておくのが良いです。
また、柱や壁などの場合は、自分よりも目線が高い位置、できるだけ高めにおくと良いとされています。
常に持ち歩くにしても、自宅で保管するにしても重要なことがあります。
それは、お守りの存在を忘れてはいけないということです。
間違っても粗末に扱わないようにしてください。
そしてできるのであれば、受験などの試験当日はお守りを持っていきましょう。
御守りの力をより強いものにするためにも、日ごろから御守りを大切に思う気持ちが大事です。
勉強机などの普段から勉強をする環境に置くだけでもご利益があるとされていますよ。
学業成就と合格祈願の違いとは?
「学業成就」と「合格祈願」の御守りの違いは以下です。
「学業成就」
いままで勉強してきた努力が実を結ぶことを願う御守りです。
「合格祈願」
受験や試験等の合格を願う御守りです。
ですが、実は「学業成就」の御守りには合格祈願も含まれているとされています。
これまで勉強を頑張り、その努力の成果を出し合格に結びつくようにと願うものなので「合格祈願」も含まれます。
その為、「学業成就」の御守りを「合格祈願」として持っている方も中にはいます。
「学業成就」の御守りだから「合格祈願」のご利益はないということはありません。
御守りを持つ自分の気持ちの問題です。
常にカバンや財布等に入れたりつけて置き、持ちあるくことや汚さずに綺麗な状態で持っておくことを忘れないようにすれば大丈夫です。
合格祈願のお守りが複数ある時の持ち方は?
まず神様は、複数のお守りを持っているからといって、そんな事では喧嘩をしたり、怒ったりはしませんので安心してください。
すでに合格祈願のお守りを持っていても、頂いたら喜んで受け取りましょう。
お守りは、神様のよりどころとされています。
なるべく肌身離さず置き持ち歩くのがおすすめです。
しかし、常にたくさんのお守りを持ち歩くのは大変ですので、持ち歩くのはある程度にして、家の身近な場所においておきましょう。
この時、引き出しなどにしまい込んでしまわず、毎日目にする場合や見える位置に置いて下さいね。
当たり前ですが、粗末に扱わないようにしましょう。
なお試験当日、お守りを家に置いてくるなどして自分の近くになくても効力は変わりません。
規則で持っていけなかったり、忘れてしまっても不安にならなくて大丈夫ですよ。
また、合格した方の持っていたお守りを頂く事があるかも知れません。
その場合、お守りとしての効力はないのですが、悪いものではないので不安が解消されるのであれば持っていて問題ないです。
大好きな先輩の持っていたお守りを頂いたら、効力がなくても持ち歩きたいですよね。
お守りを見ると、自分も頑張ろうという気持ちになれます。
【番外編】合格祈願のお守りの作り方
続いてお守りの作り方を紹介します。
お守りを作るのは、裁縫や作る事が好きな人でないと以外と難しいです。
特に「合格祈願」など刺繍で文字を入れたい場合は、簡単そうと安易に作り始めると、思ったより時間が掛かります。
まず、フェルトや布(ちょうどいいサイズの長方形の物)を用意します。
ちょうどいいサイズというのは、半分に折り畳んで使うので、その時にこのくらいのお守りがいいなと思うサイズです。
折りたたんだ後、長い部分の両端0.5㎝くらいのところを縫うので少し、大きめに準備しておくといいです。
模様や柄、文字などを入れたい場合はこの時に、表側に用意してください。
半分に折りたたむ時の、畳んだところ(開いたときに線が付くところ)が出来た時の下になります。
出来上がりをイメージして、模様を入れる向きを考えてください。
それでは、裏面にして半分に折りたたみましょう。
用意した半分の大きさの長方形になったと思います。
長い部分の両端、0.5㎝のところを直線に縫います。
両端縫い終えたら、裏表をひっくり返します。
中に何か入れる場合は、この時に入れてください。
上部の両角を中に織り込みます。
2重叶結びを作った紐を真ん中の上部に、穴を2つ空けて表側から通します。
最後に裏側で固結びをしたら完成になります。
作り方がなんとなく伝わったでしょうか?
裁縫に自信があり、器用な方は是非挑戦してみてください。
こちらの動画は凄く分かりやすく解説してくれてますよ!
また、お守りを簡単に作れる、手作りキットが販売されています。
こちらは、あれこれ準備する手間が省けます。
分かりやすい説明書もついていて、比較的上手な仕上がりが期待できます。
不器用だけど、手作りしたい、完成度の高い物を求めているそんな方にはおすすめです。
まとめ
「合格祈願」の御守りはできる限り持ち歩くようにしましょう。
持ち歩くことが厳しい方は、自宅の机などの目につく場所で保管してくださいね。
自分よりも目線の高い位置に置くと良いです。
自宅に神棚がある方は神棚に置くと良いとされています。
また、学業関連の御守りの場合は、学業に関連するものに付けるとより効果が期待できます。
そして何よりも大事なことは、常に持ち歩くことではなく御守りの存在を忘れてはいけないということです。
御守りの存在を忘れず、そして粗末な扱いをしなければご利益があるとされていますので大事に保管しましょう。
そして、神様への感謝も忘れないでくださいね。