ゴミの分別は 面倒ですし億劫です。
全部全部燃やしてしまえ〜!といった気持ちになることもありますよね。
今回はその中でもペットボトルの分別についてお話しようと思います。
自治体によってルールは様々なのであくまで参考程度に読んでいただけるとありがたいです!
ペットボトルを燃えるゴミに出したらばれる?
自治体によって指定のゴミ袋は、色が付いていたり透明であったりと様々です。
袋が透明な場合は中身が見えてしまうのでバレてしまうことは多いでしょう。
黒い袋に入れて奥の方に押し込めば、手触りでも分かりにくいですしバレないかもしれませんが、透明な袋を指定にしている地域は比較的厳しいので、バレたら目をつけられる可能性も…。
おすすめはできません。
汚れが落ちないボトル類は燃えるゴミでOKという自治体もあるので確認してみましょう。
ペットボトルを燃えるゴミに出してばれたらどうなる?
ペットボトルを燃えるゴミに出すと収集されないことが多いです。
緩い地域ではバレたとしてもそのまま持って行ってくれるところもあるようですが、あまり期待しない方が良いでしょう。
回収されないということは、
その場に放置されることとなります。
臭いも出ますし、何度も繰り返すとご近所からの評判も悪くなります。
ご近所トラブルにも繋がる可能性があるのは大きなリスクですよね。
これくらい良いかな、と思っても判断するのは収集担当の方とご近所さんなので、他人に迷惑をかけないことを心がけましょう。
ペットボトルを燃えるゴミに出してはいけない3つの理由
3つの理由を詳しく解説していきます。
皆が守っているルール
元も子もないことを言うようですが、人間1人で生きていくことはできません。
地域の人との共同生活と認識し、そこで決められているルールは出来るだけ遵守することが望ましいです。
焼却場の延命のため
元々はプラスチックを燃やせない焼却場が多かったんです。
プラスチックを燃やすと高熱が出ることで焼却場が壊れてしまうというのも、分別がはじまった理由の1つでもあります。
現在、プラスチックも燃やせるゴミ焼却場が増えてきてはいますが、プラスチックを燃やせない焼却場もまだあるため、基本的に住んでいる自治体のルールに従いましょう。
温室効果ガス発生の抑止のため
ペットボトルの原料は石油です。
そのため、燃えるゴミとして焼却すると二酸化炭素が発生します。
この温室効果は、地球温暖化に繋がります。
小学校で習う内容ですが、常に実生活で結び付けて考えて行動するのはなかなか難しいところ。
環境のために分別しよう!とは良く言いますが、こういった背景があることを少し意識する機会にしても良いかもしれません。
ペットボトルを燃えるゴミに出すのは違法!?
自治体によって細かなルールは異なりますが、廃棄物処理法によってゴミ分別のルールが決められているため守らない場合は違法行為となります。
根拠となる条文は法第16条、第25条第1項第14号、第32条第1項第1号など…
指導を受けても改善されない場合、また、法律違反が発覚して「不法投棄をした」と司法によって認められた場合は、5年以下の懲役もしくは1000万円の罰金またはこの懲役と罰金両方が科される場合があります。
ゴミの出し方で警察のお世話になるのは避けたいところです。
やはり決められたルールを守るというのは鉄則です。
ペットボトルのキャップは燃えるゴミで大丈夫?
キャップが付いた状態のペットボトルは、ボトル内に空気が密閉されてしまうため、リサイクルの工程などで圧縮されると、破裂したり破片が飛び散ったりして危険です。
キャップの分別方法は自治体により、燃えるゴミや不燃ごみ、プラスチックゴミなどに分類されるため確認しましょう。
ゴミの分別をしやすくする3つの方法
それぞれ見ていきましょう。
家の中のゴミ箱をわける
全部同じゴミ箱に入れて、ゴミ出しの際にいちいち分別していたらとても大変です。
分別はなれないうちは面倒に感じますし、ゴミ箱も多くなり不快に思うこともあるかもしれませんが、すぐ慣れます、後から分別するよりは格段に楽です。
最近はオシャレな分別用のゴミ箱や、縦型で場所を取らないものもあるのでチェックしてみましょう!
ゴミが出た瞬間仕分ける
これも慣れるまでは面倒かもしれません。
ペットボトルを飲み終わったらその勢いでキャップとラベルを取ってしまいましょう。
仕分け前のものが溜まっていくと億劫になるのでできるだけすぐ、脳死で分別しましょう。習慣にならば苦では無くなりますよ!
使う場所の近くにゴミ箱を
ゴミが出る場所にはすかさず捨てられる位置にゴミ箱を起きましょう。
捨てにくい位置にあると、「分別もあとででいっか!」と溜まっていってしまいます。
リビングにも何種類かゴミ箱を用意し、最低限仕分けして捨てことが出来る環境作りが大切です。
まとめ
ゴミの分別は細かくルールが決まっているため面倒に感じることもしばしば。
引っ越しをする度にまたそのルールも変わり「覚えられないよ!」ということもあるかと思います。
全て完璧に分けるのは難しいところもありますが、周りに迷惑がかからない程度に、ルールを基に分別を進められると良いですね。