京都の伏見区にある醍醐寺は、約1200年もの歴史を誇り世界遺産としても高名な寺院ですが、四季折々で様々な花が楽しめる名所でもあり、豊臣秀吉が「醍醐の花見」として花見を行った事でも有名です。
敷地内は紅葉の種類が多く、京都中心部から離れていることと、約200万坪もの広大な敷地であることから混雑せずにゆっくりと紅葉を鑑賞することができます。
今回の記事では、京都の醍醐寺の紅葉の見ごろ時期と、混雑状況やライトアップ情報などをご紹介します。
醍醐寺の紅葉の見ごろは?
醍醐寺の紅葉の見ごろは、11月の中頃から12月の上旬頃です。おすすめの見どころは、三宝院庭園、仁王門をくぐった参道の紅葉トンネルと、弁財天が祀られている池に囲まれた弁天堂でしょう。
弁天堂は、水面に映る紅葉の赤が美しく揺らぎ、情緒あふれる景色を鑑賞することが出来ます。他にも、五重塔や観音堂周辺など見どころたっぷりのスポットとなっております。
<紅葉する木の種類>
イチョウ、カエデ、コナラ、リョウブ、ドウダンツツジ、イロハモミジなど
<醍醐寺の基本情報>
時間:9:00~17:00※12月第1日曜翌日~2月末日は9:00~16:30(閉門1時間前受付終了)
場所:京都市伏見区醍醐東大路町22
電話:075-571-0002
料金:共通券(三宝院・霊宝館・伽藍)通常期は800円/中・高生600円
※期間中(3月20日~5月15日・10月15日~12月10日)大人1500円/中・高生1000円
※三宝院受付でお求めください
伽藍のみ:600円
上醍醐:600円(共通券をお持ちの場合は500円)
駐車場:あり
台数:100台
料金:通常期700円、春期・秋期1000円(5時間/以後30分ごとに100円)
<アクセス>
電車
京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」2番出口から徒歩約10分
車
名神高速京都東ICから府道35号経由5km約20分
醍醐寺の紅葉の混雑状況
京都市内の紅葉スポットは、見ごろの期間となると昼も夜も大混雑している所がおおく、ゆっくりと落ち着いて紅葉を楽しむことが、なかなかできません。
醍醐寺は11月下旬から12月上旬の紅葉の見ごろの期間でも敷地面積が広く、スポットも分かれていますので、境内に入ってしまえばそこまでの混雑は有りません。京都の他のスポットよりも、混雑のストレスを感じずに紅葉を楽しめることが出来る穴場的なスポットと言えるでしょう。
醍醐寺自体の混雑は有りませんが、周辺の食事スポットは人気な場所が多く、お昼頃は混雑します。特に土、日は、前もってお店に目星をつけておき、少し早めに行かれる方が良いでしょう。
また、車で向かう時の注意点ですが、100台くらい利用出来る駐車場が有りますが、紅葉の時期は混雑しますので、公共機関もしくは周辺の有料駐車場の利用が確実です。
夜間特別拝観が開催されている時間は、醍醐寺の駐車場自体利用する事が出来ませんので注意が必要です。
醍醐寺の紅葉のライトアップ情報
醍醐寺のライトアップは、HPからの事前予約申し込み制で限られた人しか入る事が出来ませんので、驚くほど人が少なく、落ち着いた特別な時間を楽しめます。
ライトアップが行われるのは金堂、五重塔、林泉など、醍醐寺の下伽藍と呼ばれるエリア内で紅葉のトンネルは美しく、弁天堂の紅葉の赤や黄が淡く水面に浮かび上がる様は幻想的で、紅葉と共にライトアップされる五重塔には圧倒されます。
期間:2017年11月17日~12月3日
時間:18:00~20:50(受付終了 20:10)
料金:1000円
場所:醍醐寺境内の下伽藍(金堂、五重塔、林泉、無量寿苑)
※夜間拝観は事前申込制となりますので、詳しくはホームページをご覧下さい。
まとめ
醍醐寺は、広大な境内のさまざまな場所に美しい建築物と紅葉が散らばっており、池や弁天橋など雰囲気の良いスポットが盛りだくさんです。他のスポットに比べて混雑はそれほどひどくなく、夜のライトアップも予約制ですので日夜通して、ゆっくりと楽しむことが出来ます。もし、醍醐寺のライトアップを見に行くなら、弁天堂はおすすめですので是非見てください!