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五山の送り火2023年の見える場所やおススメの穴場スポット4選を紹介

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京都で毎年お盆に行われる伝統行事の「五山送り火」。

 

大文字焼きでも全国的に有名で、行ったことがない人でも、テレビや雑誌などで山に「大」の文字が浮かび上がるのを、一度は目にしたことがあるかと思います。

 

初めて、五山送り火を見に行く人は、日程や見える場所、おすすめの穴場をチェックしてその日のプランを考えましょう。

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京都五山の送り火の2023年の日程

京都で行われる大文字の送り火は祇園祭と並んで全国的に有名な夏の京都の夏の風没氏です。

 

この行事は毎年8月16日に行われ、雨天決行となります。

 

過去(昭和30年代)に集中豪雨で順延の例がありますが、それ以外は、ほぼ全面決行となっています。

【大文字】京都市左京区浄土寺 大文字山20:00点火
【松ヶ崎妙法】京都市左京区松ヶ崎 西山および東山20:05点火
【舟形万灯籠】京都市北区西賀茂 船山20:10点火
【左大文字】京都市北区大北山 左大文字山20:15点火
【鳥居形松明】京都市右京区嵯峨鳥居本 曼陀羅山20:20点火

 

この5つの山で送り火の炎が上がり、この送り火を見るために10万人を超える人が京都へやってきます。

 

もうひとつ忘れてはいけないのは「護摩木」(ごまぎ)です。

この護摩木に願い事を書いて奉納します。

 

これはだれでも奉納することができ、送り火の下記の日程で受け付けていますので、無病息災を願って奉納してみるのも良いでしょう。

 

護摩木の受付

大文字(銀閣寺門前)

15日 12:00~20:00

16日 6:00~15:00

 

左大文字(金閣寺門前)

15日 9:00~15:00

16日 7:00~14:00

 

船形(西方寺門前)

2から15日 8:00~16:00

16日 8:00~10:00

 

鳥居柄(化野念仏時駐車場)

13から15日 10:00~16:00

16日 9:00~15:00

 

※受付日時は変更になる場合もあります。

 

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京都五山の送り火の見える場所

やはりせっかく見るのであれば、すべての文字を見たいものですが、現状ではすべての文字を見るのはむずかしいので、ポイントを決めて見に行きましょう。

 

【大文字】の見える場所

点火時間:20時~20時30分

 

<見える場所>

鴨川堤防(丸太町~御園橋) 同志社大学寒梅館前、京都御所

 

大文字は市内のどこからでも眺望できる位置にあります。

 

足利氏がが最も眺めのいいように一条通を正面にしたとか、京都御所からの眺めがいいように設置された等諸説があります。

 

 

【妙】の見える場所

点火時間:20時05分~20時35分

 

<見える場所>

北山通り(ノートルダム女学院付近)

 

妙と法はそれぞれ違う山に設置されますが、同時刻に点火されます。

 

【法】の見える場所

点火時間:20時05分~20時35分

 

<見える場所>

高野川堤防(高野橋北)

 

【船形】の見える場所

点火時間:20時10分~20時40分

 

<見える場所>

北山通(北山大橋から北西)

 

西方寺の開祖、慈覚大師が唐留学の帰路で暴風雨に会った際、南無阿弥陀仏を唱えていたら無事帰国できたことから、その船を型どって送り火を始めたとも伝えられています。

 

【左大文字】の見える場所

点火時間:20時15分~20時45分

 

<見える場所>

西大路通(西院~金閣寺) わら天神交差点北

 

左側に見えることから左大文字と呼ばれています。

 

如意ヶ嶽の大文字が室町御所の池に映った様子をみて、大北山に「左大文字」の送り火を始めたとされています。一般観光客の入山は全面禁止です。

 

【鳥居形】の見える場所

点火時間:20時20分

 

<見える場所>

松尾橋 広沢の池 嵐山渡月橋付近

 

この鳥居形が点火される鳥居本は、愛宕山への参道にある鳥居が由来と言われています。

 

複数の文字が見える場所

【大文字】【妙法】出町柳から北大路橋の賀茂街道
【鳥居形】【左大文字】桂離宮横の中村軒付近
【大文字】【妙法】【舟形】船岡山公園

 

複数の文字が見える場所はたくさんの人出なので、大変混雑します。

 

また、渡月橋付近だと点火の前に灯籠流しが行われるので、送り火とあわせて見ることができます。

 

昔と違い、今は高いビルなどが建ってしまったため、残念ながら五山の送り火を一覧できるところは少なくなりました。

 

京都駅ビル空中経路からは一覧できるといわれていますが、こちらは事前予約制で、毎年7月初旬から中旬にかけて募集されます。

 

初めて五山送り火を見るのであればやはり、一番高い山で火床も大きい「大」の文字鑑賞がおすすめです。

 

京都五山の送り火のおすすめの穴場4選

それぞれの穴場スポットを紹介していきます。

 

京都大学の正門周辺

京都大学正面の正門付近から、吉田神社の鳥居の上を見ると、右大文字が良く見えます。

 

イオンモール京都五条

最上階駐車場が穴場です。

8月16日は五山送り火の為に無料開放していますので車は駐車できません。

 

これは地元民しか知らない情報なのでかなりの穴場だったのですが最近は有名になってきて、だんだんと穴場ではなくなってきている傾向があります。

 

この場所は、四方を一望でき、右大文字だけではなく、左大文字・舟形も見れます。

 

今出川通白川交差点

大文字をみるには、賀茂川堤防沿いというスポットがありますが、こちらは近くに銀閣寺があるので、とても混雑します。

 

近場で混雑しないというと、今出川通白川交差点は穴場的です。

 

出雲路橋東岸

地下鉄烏丸線の鞍馬口駅を出て、東に進むと出雲路橋があります。

 

この橋の欄干から「妙」と「法」が同時に見え、おまけに「船形」も見える地元の穴場です。

 

まとめ

五山の送り火をすべて見たいという方もいると思いますが、全て見ようとすると場所はかなり限定され、どれも小さくしか見ることができなくなってしまいます。

 

どの送り火を見るかのポイントを絞って見に行ったほうが結果的に良かったと思えるでしょう。

 

同日の8月16日は、嵐山で灯籠流しも行われておりますので、観光プランに組み込んで、一緒に楽しむのもおすすめです!