滋賀県の東近江市のひばり公園で開催されるコトナリエサマーフェスタ。
コトナリエとは湖東(ことう)と神戸のライトアップイベント、ルミナリエを合わせた造語でその名の通り真夏にイルミネーションが楽しめるイベントです!
8月の上旬から半月間開催されるこのイベントの初日、8月5日にはオープニングイベントとして約1000発の花火も打ち上がります!
今回はそんなコトナリエサマーフェスタ2023の見どころや花火、屋台情報についてご紹介します。
コトナリエサマーフェスタ2023の日程とスケジュール
コトナリエサマーフェスタですが、2023年は8月5日(土)から8月13日(日)の間で開催されます。
ライトアップの時間は18時30分から21時30分です。
コトナリエサマーフェスタは湖東市のひばり公園という大きな公園で開催されます。
ひばり公園の大きさはなんと11万平方メートル。
東京ドームが2個分の広い公園で、中にはテニスコートもあり、コトナリエの開催期間中もお使い頂けます。
この公園が真夏にライトアップされイルミネーションが楽しめます。
イルミネーションと言えば冬のイメージですが、真夏のイルミネーションも予想以上に素敵です!
コトナリエサマーフェスタ2023の花火の日程と時間
コトナリエサマーフェスタ2023のオープニングイベントとして初日を飾る花火大会は、8月5日(土)に打ち上げられます。
時間は20時30分から20時50分までです。
わずか20分の間に約1000発の花火が打ち上げられます!
募集したメッセージと一緒に打ち上げる「メッセージ花火」が人気の花火大会です!
コトナリエサマーフェスタの屋台は?
コトナリエサマーフェスタの初日は花火大会のみならず様々なイベントが用意されています!
もちろん屋台も出ます。その名も湖東横丁!
焼きそば、フランクフルト、りんご飴、夏にぴったりのかき氷などといった定番はもちろんのこと、ここでしか味わえない地元の名産品を使った屋台も出ます。
東近江市にある池田牧場のジェラートであったり、具材に近江牛を使ったB級グルメ、近江八幡の名物の赤こんにゃくなど、地元ならではの食べ物も楽しめます。
また、湖東町のにんにくと湖東の名物をふんだんに盛り込んだ、通常の2倍サイズという驚きの「おうみ信長餃子」なんかも並びます!
ご当地グルメを屋台で味わえるのはとても嬉しいですよ!
コトナリエサマーフェスタの見どころ
開催初日は1000発の花火や、のど自慢大会、地元大学生のダンスや歌の催し物に加え、フリーマーケットまで、様々なイベントによって会場は毎年盛り上がります。
コトナリエサマーフェスタの11万平方メートルという広大な公園に飾られる30万球もの電球が作り出すイルミネーションも圧巻の美しさです。
ただでさえ綺麗なイルミネーションのバックに打ち上がる花火とのコントラストはもう堪りません!
間違いなくここでしか見られない光景です。
幻想的な光景は市内のみならず県外からもたくさんの人が訪れる人気のイベントとなっております。
さらにこちらのイベント、使用する電気はすべて食品廃棄油を利用したバイオディーゼル燃料で発電しています!
環境への配慮も「コトナリエ」を開催するに当たって意識されているテーマなのです!
花火も生分解性プラスチックを、屋台の食器は土に分解されるものをそれぞれ使用しております。
エコで地球に優しいイベントなんですね。
きれいな空間を楽しむだけでなく、心まできれいになれる、そんな素敵なイベントです。
コトナリエサマーフェスタのアクセス
車で向かう場合
名神高速道路の八日市ICで下りてから約15分
名神高速道路の湖東三山SICで下りてから約15分で到着(※ETC搭載車専用)
公共交通機関で向かう場合
近江鉄道の八日市駅で下車後、湖東線のちょこっとバスに乗り換え、ひばり公園停留所で下車
イベント初日のみ「道の駅あいとうマーガレットステーション」より無料のシャトルバスも運行されますのでご利用ください。
道の駅 あいとうマーガレットステーション発
16:30始発
東近江市役所 湖東支所 着
(会場までは徒歩2分)
コトナリエサマーフェスタの駐車場は?
コトナリエサマーフェスタが開催されるひばり公園はもともと駐車場が備え付けられています。
その駐車台数は約290台。
ほかにもイベント期間中はひばり公園周辺にも約200台分の臨時駐車場が用意されます。
- 臨時駐車場1.東近江市役所東庁舎
- 臨時駐車場2.マーガレットステーション
- 臨時駐車場3.東近江市 愛東支所
初日は混雑する為、無料シャトルバスの利用が便利です。
初日だけにはなりますが無料のシャトルバスも運行されますので、臨時駐車場からはシャトルバスで会場へ行けます。
コトナリエの施設情報
トイレは施設の建物の中と、屋外トイレが二箇所あります。
ペットは夜間のイベントで足元も暗い事から禁止されていますのでご注意下さい。
コトナリエサマーフェスタの混雑は?
開催初日はファミリーや学生、カップルまで老若男女が賑わい、昨年は初日だけで5000人が来場し開催期間を通して15000人が訪れました。
開催期間中の土日も少し混雑するので、ゆっくり回りたい方は平日に来園されるのがおススメです!
コトナリエサマーフェスタ近くのおすすめ周辺施設
無料シャトルバスが出ている「道の駅 あいとうマーガレットステーション」では、季節の花が咲き誇る花畑や、地元の美味しい農作物が購入できるお店、種類豊富なジェラートのショップもあります。
特にジェラートはとても濃厚で、季節のフルーツ味やお米を練りこんだ風味のジェラートはぜひ食べていただきたいです。
さらに焼きたてパンやクッキーなどもおすすめです!
また、滋賀県のお土産が買える売店や、ドライフラワーなどを使ってハンドメイドでリースやオーナメント作りを体験することもできます。
少し早めに立ち寄って遊んで行ける様なスポットになっています。
イルミネーションをメインとしたコトナリエは2023年が最後
毎年イルミネーションのクオリティも上がり、地元の人々にとって「当たり前」の夏の観光スポットになっているコトナリエ。
名前が消えるどころか、むしろ現在では多くの人々が知る地名になりました。
しかし、イルミネーションをメインとしたコトナリエは2023年が最後になります。
地元の企業や学生など、地域の人々が一体となって作りあげている「コトナリエ」は、来年からは別のイベントに生まれ変わります。
地域の人々や毎年たくさん訪れる県外の人から、永く永く愛された最後の真夏のイベントです。
コトナリエの歴史
コトナリエの始まりは2005年。
地元復興の為にはじまった真夏のイベントが15年以上も続く、地元の恒例行事になりました。
その当時、滋賀県のいくつかの地域が合併される事が決まっていました。
その影響で「湖東」という名前が無くなってしまうと知った地域の人々は、その名前を残す為に「コトウ+ルミナリエ→コトナリエ」というイベントを始めました。
その理念は「光で地域をつなげ輝かせる」こと。
地域の人々が一丸となって作りあげた、大変想いの込もった行事なのです。
まとめ
今回は滋賀県の東近江市で開催される真夏のイルミネーション、コトナリエサマーフェスタについてまとめました!
イルミネーションと言えば冬というイメージをくつがえすこのイベントは広大な土地にたくさんと電球、さらにバイオ燃料を用いたエコイベントと見どころ満載となっております。
初日に見られる花火とイルミネーションのコントラストが織りなす幻想的な空間は見る者を感動の渦に巻き込みます。
実はコトナリエ、公式サイト上にFINALの文言があり、詳細は書かれていないのですが今年で最後になるかもしれません。
来年以降は体験できないかもしれないコトナリエサマーフェスタ。
今年の夏はぜひイルミネーションを楽しんでみてください!