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大晦日にやってはいけないこと6選の怖い縁起や由来!やるといいことは?

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一年を締めくくる最後の日、大晦日。

 

除夜の鐘を聞いたり、年越しそばを食べたりと大晦日の習慣はいろいろありますが、逆に大晦日にやってはいけないこともあるのをご存じでしょうか?

 

大晦日にやってはいけないことは以下の6つです。

  • 正月飾りを飾ること
  • 餅つき
  • キッチンで長時間火を使うこと
  • 年越ししながらの入浴
  • 年越ししながらの年越しそば
  • 大掃除

 

今回は、大晦日にやってはいけないことに関しての詳細、逆に大晦日にやるといいこともご紹介しますので是非最後まで読んでみてください。

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大晦日にやってはいけないこと6選とその理由!

それぞれ詳しくご紹介していきます。

 

正月飾りを飾ること

最近では正月飾り自体しない家庭も増えていますが、門松や鏡餅、しめ縄などの正月飾りは神様を迎えるための大切な飾り付けです。

 

そんな大切な飾り付けを大晦日という一日で簡単に終わらせてしまうということは、神様を軽んじるということになるので大晦日にしてはいけません。

 

本来は28日までに飾り付けをするのがいいとされますが、もし間に合わなかったとしても30日までには必ず終わらせるようにしましょう。

 

餅つき

餅つきも大晦日にしてはいけないとされています。

大晦日についた餅は一夜餅と呼ばれるため、飾り付けと同じく一年の最後の日にバタバタと慌てて準備したとされるので縁起が悪い、という理由です。

 

こちらも正月飾りと同じく28日までに。

もし間に合わなくても30日までにしておきましょう。

 

ちなみに正月飾りや餅つきは29日も避けたほうがいいとされています。

29が「二重苦」の音を連想させるためです。

 

つまり28日までに間に合わなかった場合は、30日に照準を絞ったほうがいいということですね。

 

キッチンで長時間火を使うこと

大晦日に長時間火を使うのは火の神様に失礼と言われています。

 

それとは別に煮物料理をするときに出る灰汁(あく)が悪を連想させるので、大晦日に煮物・汁物を作るのはいけないとされています。

 

大晦日の料理は簡単なものにし、キッチン・水回りをきれいに掃除し年を越しましょう。

 

ただし年越しそばに関しては縁起物ですので例外です。

火を使っても構わないのでしっかりそばは召し上がってくださいね。

 

年越ししながらの入浴

大晦日に入るお風呂のことは「年の湯」と呼ばれ、垢と一緒にその年の厄を落とすという意味があるのです。

しかし、入浴中に年超しをまたいでしまうと、厄も一緒に新年に持ち越されてしまうと言われております。

 

大晦日のお風呂は余裕をもって早めに済ませておくといいでしょう。

 

 

年越ししながらの年越しそば

こちらも入浴と同じく、年越しを跨ぎながら年越しそばを食べると厄も新年に持ち越される、と言われております。

 

年越しそばというネーミングから年越ししながら食べるそばのように思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、日をまたぎ新年を迎える前には完食しておきましょう。

 

入浴ともども余裕をもって早い時間に済ませてしまいましょう。

 

大掃除

大晦日に大掃除をする方は多いと思いますが、大晦日ギリギリの大掃除はよくないとされています。

 

実は旧暦では30日が大晦日。

31日の朝にはもう年神様が来ると考えられているのです。

 

せっかく神様が家に来たのにまだ片付けが終わっていないと、神様も家に入るのをためらってしまいます。

 

大掃除もなるべく計画的に行い、大晦日まで持ち込まないようにしましょう。

 

料理や飾り付けなどもそうですが、大晦日までに基本的にはすべての準備を終わらせておき、ゆっくりと年を越し、年神様が来られるのをどんと待っておくのがいいのです。

 

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大晦日の怖い縁起や由来とは!?

次に紹介するのは大晦日にまつわる怖い縁起や由来に関してです。

 

実は、大晦日の夜は早く寝てはいけないという迷信があります。

大晦日の夜に早く寝てしまうと白髪やシワが増える、つまり老け込んでしまうという言い伝えがあるのです。

 

ではなぜ大晦日の夜は早く寝てはいけないのでしょうか。

かつては元日に年神様に仕えることで生命力がみなぎるとされていて、大晦日は寝ずに年神様を迎えるという習慣があったのです。

 

このことから、早く寝てしまうのは神様に仕える義務が果たせていないということになり、逆に生命力が衰え老け込んでしまうとされているのです。

 

ちなみに大晦日に徹夜で神様に仕える人は元日の昼間に眠る、いわゆる「寝正月」も許されます。

 

それでも大晦日にどうしても眠たくなってしまうこともありますよね。

 

そんなときは「稲積む(いねつむ)」と言ってから寝ると白髪シワが増えないと言われています。

起きた時には「稲上げよう」と言うのも忘れてはいけません。

 

稲積む、稲上げようと言うことで寝ている間に稲の霊魂を管理できるようで、神事をしていたのと同じ扱いになるんです。

 

稲積むはもともと刈り取った稲を重ねていき、積み上げるという意味です。

秋の季語にもなっているんですよ。

 

大晦日に「寝る」という言葉は忌み言葉になるので「寝ね(いね)」と稲をかけることによって悪いことを回避していたという側面もあります。

 

昔の人はいろいろと考えて習慣になっていったんですね。

 

大晦日にやるといいこと8選

最後に紹介するのは大晦日にやるといいことです。

普段生活している中では、あまり験を担いだりすることは意識していない人でも大晦日や元日はどうしてもいい新年を迎えたい、という気持ちからやってはいけないこと、やるといいことが気になりますよね。

 

大晦日にやるといいことは以下の8つです。

  • 氏神様への参拝
  • 夕方に入浴する
  • 年越しそばを食べる
  • 枕もとを整理しておく
  • 初夢を覚えておく
  • 軽く掃除をする
  • 除夜の鐘をつく
  • 墓参り

それでは一つずつ詳しくご紹介していきます。

 

氏神様への参拝

新年を迎えて初詣に行く人は多いかと思いますが、初詣に行った場合はその一年がどうだったか神様に報告しなければなりません。

 

無事に過ごせたことに対する感謝も忘れてはいけませんね。

 

相談された時にどうなったかの報告がなければ少し嫌な気持ちになりますよね。

それと一緒のような考え方です。

 

初詣でお願いをしたのなら結果をしっかり報告する、初詣と大晦日の参拝はセットのようなものです。

 

夕方に入浴する

年を跨いでの入浴はやってはいけないことですが、入浴自体は年の湯なのでむしろやったほうがいいことになります。

新年を迎える前に入浴し、垢と一緒に厄を落としましょう。

 

年を跨いではいけないので、できるならば日没までに入浴を済ませておくのが一番いいでしょう。

 

年越しそばを食べる

こちらも年をまたいで食べてはいけませんが、それまでにはしっかり食べておきたい年越しそば。

そばのように細く長く生きられるように、という願いを込めて食べる縁起物の食べ物です。

 

またそばは切れやすいので「災いを断ち切る」とう意味もあります。

さらにそばには金運アップの開運フードでもあります。

 

いろいろな意味を踏まえて、年越しそばを食べるのは大晦日にやったほうがいいことと言えます。

 

年を跨いではいけないので時間に余裕をもって食べるようにしましょう。

 

枕もとを整理しておく

自分の寝ている環境、枕元を整理しておくのもいいこととされています。

頭の周りが雑然としていると良い気が吸収できない、と言われているため枕もとは整理したほうがいいのです。

 

電磁波も悪い運を引き寄せるといういわれもあるので、携帯電話も含めて大晦日には枕もとをすっきりさせておくといいでしょう。

 

初夢を覚えておく

初夢をしっかり覚えておいて、夢占いをすることによって一年を占うという観点からやるといいことです。

 

大晦日は夜に寝ずに新年を迎えることが習慣ですので、初夢は1月1日から2日にかけてみる夢という説も有力です。

そうであっても大晦日の夜から初夢を覚えておくために気合を入れたり、寝室を整理整頓するのもいいことでしょう。

 

軽く掃除をする

大掃除は28日までに済ませておくといいと書きましたが、大晦日には軽く掃除をし「掃き納め」を行うとよいとされています。

 

掃き納めとはその年最後の掃除という意味ですが、掃き納めを大晦日にすることにより、すがすがしい気持ちで新年を迎えることができます。

 

くれぐれも大掃除は大晦日にしないようにしてください。

 

そして正月にも掃除をしてはいけない、とされています。

これは年神様も一緒に掃き出してしまうからなのですが、そうした意味でも大晦日には最後にささっと家をきれいにするとよいでしょう。

 

除夜の鐘をつく

大晦日の夜にならす除夜の鐘には迷いや苦しみを断ち切る力があるとされています。

そう知ってみると不思議と落ち着くあの鐘の音も納得できますね。

 

多くのお寺で除夜の鐘は108回つかれます。

これは煩悩の数を表しており、108回つくことで煩悩をすべて断ち切ることができる、ということですね。

 

お寺によっては参拝客が鐘をつくこともできるので、自分の住んでいる地域のお寺で鐘をつけるか調べておくとよいでしょう。

 

また叩けない場合でも除夜の鐘の音を聞くだけでも効果はあります。

大晦日の夜には様々な準備をすべて終わらせ、落ち着いた気持ちで除夜の鐘に耳を傾けましょう。

 

墓参り

年の終わりにご先祖様に挨拶にうかがうのもよいことです。

 

一年が無事過ごせたことをしっかりと報告し、また新たな一年の無事をご先祖様にお願いするとよいでしょう。

 

墓参りをすることでお墓を清めることもできます。

自分の家だけでなく先祖が眠るお墓も、年を越す前にしっかりと磨き上げきれいにしておきましょう。

 

まとめ

今回は大晦日にしてはいけないことやするといいことを紹介させていただきました。

 

年の瀬が迫ってくるといろいろとあわただしい日々が続きますが、できるなら大晦日を迎える前にしっかりと準備を終わらせゆったりと落ち着いた気持ちで新年を迎えたいものですよね。

 

そのためにも大晦日にやってはいけないことをしっかり調べておいてスケジュールを組んで大晦日と新年を迎えるようにしましょう。

 

やっぱり大晦日は一年の中でも特別な気持ちになる日です。

 

終わりよければすべてよし、ということわざもあるように一年の締めくくりには気持ちよく過ごせるようにびしっと準備をしておきましょう。