クリスマスや誕生日のプレゼントに香水を贈る人は多いと思います。
香水は、高級なものから気軽なものまで幅広いため男女ともにプレゼントとして人気です。
香水のプレゼントは男性からと女性から、同性の友達からなど、相手によって意味が異なります。
今回は香水のプレゼントの意味を詳しくご紹介したいと思います。
香水のプレゼントの意味で男性から女性へ贈る場合は?
まずは男性から女性へ香水を贈る場合の意味をご紹介します。
男性から女性へ香水をプレゼントするときは多くの場合、独占欲のあらわれになります。
- 「自分の好きな匂いをまとってほしい」
- 「その匂いを嗅ぐたびに自分を思い出してほしい」
- 「自分色に染まってほしい」
こうした男性の独占欲を満たすのに香水はぴったりです。
ちなみに嗅覚は記憶に密接していると言われています。
そのため香水をプレゼントするとその匂いを嗅ぐたびに、自分のことを思い出してもらいやすいのです。
恋人や好きな人にプレゼントするなら「それくらいあなたのことを思っています」というアピールになるのではないでしょうか。
また、あなたが女性で既婚男性から香水をもらったとしたら、少し警戒したほうがいいかもしれません。
男性が女性に香水をプレゼントする心理
男性から女性に香水をプレゼントする時には独占欲を意味しますが、つまり贈る相手へ特別な感情を持っている、という心理が働いていると言えます。
自分の好きな匂いを纏ってほしい、匂いを嗅ぐたび自分のことを思い出してほしい、など独占欲とは相手のことを好きだから生まれるものです。
ほかには「自分がセンスのある人と思われたい」というような心理もありますが、例えそうであっても相手に好意がなければ、そもそもそう思われたいとも思わないですよね。
ですので香水を贈るということは、相手との特別な関係性を示唆していると言えるでしょう。
香水のプレゼントの意味で女性から男性へ贈る場合は?
さて次に紹介するのは女性から男性へ香水をプレゼントする時の意味についてです。
男性から女性への香水のプレゼントは「独占欲」を意味していましたが、女性から男性への場合は「理解している」という意味になります。
この理解しているというのは「わたしはあなたの好みを理解している」という意味ももちろんありますが、自分にとって好きな匂いを纏ってほしい、センスがある、という風に相手への理解に加え、「自分は流行りやおしゃれを理解していますよ」といった意味もありますね。
つまり「あなたを理解しているほど好き」という愛情の意味と「センスがあっておしゃれだと思われたい」という、自分のことを見てほしい・気づいてほしい、という気持ちの表現の2パターンがあると言えます。
ただ、どちらにしても男性から女性へ香水を贈る時と同じく、香水をプレゼントするというのは特別な相手ということになりますね。
女性が男性に香水をプレゼントする心理
女性が男性に香水を贈る場合「理解している」という意味になりますが、このことから贈る心理としては「あなたのことは特別な存在」と思っているというのが一番大きいと言えます。
ただし、前述の通り「理解している」というのは相手への理解だけでなく、自分自身のセンスや流行りへの理解も意味していますので「そんな自分を見てほしい」という心理も含まれています。
「あなたに似合う香りはこれ」と自分と相手の関係性を特別なものとアピールしたり、「こんな香りをプレゼントするセンスを褒めてほしい」という承認欲求を満たしたい心理が働くと言えます。
前者であればもらった男性も「自分に気がある」と思っていいのですが、後者である場合はプレゼント自体に愛情の表現が含まれているわけではありません。
ですので、香水をもらったからといって「必ずしも自分に気があるというわけではない」というのが女心の難しいところです。
とはいえ、香水をプレゼントする時点である程度の好意はあるとも言えますね。
香水のプレゼントの意味で同性の友達へ贈る場合は?
続いてご紹介するのは同性の友達への香水のプレゼントの意味です。
同性へのプレゼントの場合は親密さを意味します。
どんな匂いが好みか、こんな匂いならあなたに似合う、こんな具合に贈る相手とある程度の関係性があるからこそ香水がプレゼントできるということですね。
逆に言えばそれほど仲の良くない相手に香水を贈ると、相手にとっては少し重荷に感じるかもしれません。
相手が「この香水が好きで欲しいんだ」と、明確に言っているなど以外では避けた方がいいかもしれません。
同性の友達が香水をプレゼントする心理
同性の友達に香水を贈るのは親密さを意味するので、贈る心理としては「末永く仲良くしてね」というような友情の再確認のようなものになります。
独占欲や理解とはまた違いますが、それでも異性に贈る時と同様、相手への特別な関係性があるからこそ香水を贈るという心理ですね。
香りの好みを把握している長い付き合いのある友人に、「あなたのことはよく知っている、これからも大切に思っているからね」という気持ちを込めて香水をプレゼントする人が多いと言えますね。
香水のプレゼントはフランスではどういう意味?
フランスで香水は長い歴史と文化を持つ重要なアイテムで、贈り物としても特別な意味があります。
フランスで香水のプレゼントが持つ意味についてご紹介します。
香りの芸術
フランスは香水の発祥の地として知られており、香水は芸術価値が高いとされています。
フランスの香水メゾン(香水ブランド)は世界中で高く評価されており、香りへの情熱と専門知識があります。
ラブレターとしての香水
フランスでは香水は愛情や感情の表現手段としても使われます。
恋人や相棒に贈る香水は、愛と熱情を表すラブレターのようなものです。
特別な機会への贈り物
フランスでは香水は特別な機会に贈り物として非常に一般的です。
誕生日、結婚記念日、クリスマス、バレンタインデーなど、大切な日に香水を贈ることが多いです。
個人的なスタイルの一部
フランスでは、香水は個人のスタイルや個性を表現する一部としています。
贈り物として香水を受け入れることは、自分自身を表現する手段として受け入れられています。
香りの記憶
香水は香りの記憶を形成して、特別な瞬間や人々との絆を象徴するものとされています。
フランスで香水は個人的なスタイル、感情の表現、特別な日の贈り物として非常に価値が高いアイテムとされているんです。
まとめ
今回は香水をプレゼントで贈る場合の意味や心理などについてまとめてみました。
香水のプレゼントは洒落ていてセンスがありますよね。
その分、相手への特別な関係性が築けていなければハードルが高い贈り物ですが、プレゼントは何よりも気持ちが大切です。
相手が喜ぶ顔を想像し、どんな香水だと喜んでもらえるかを考えて選ぶことが一番重要なのではないでしょうか。
意味や心理を踏まえて素敵な香りをプレゼントしてくださいね!