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七草粥の由来を保育園の子供に分かりやすく説明する方法!

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七草粥は毎年食べていますか?

 

お正月に豪華な料理を食べたりして

弱ってしまった胃腸をいたわるために食べる七草粥。

 

しかし、その本来の意味は

少し別のものだということをご存知でしょうか。

 

また、意外と知られていない七草粥の由来や意味を、

保育園児に向けて分かりやすく解説するには

どう伝えればいいのでしょう。

 

今回は七草粥の簡単な作り方と併せてご紹介しています。

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七草粥の由来とは!

 

子どもにわかりやすく伝えるためには、

まず大人が正しい知識を持っておく必要がありますよね。

 

七草粥の由来と、

本来の意味をおさらいしておきましょう。

 

七草粥は、1月7日の「人日(じんじつ)の節句」

の朝に食べるお粥のことで、春の七草を入れて、

その年の無病息災を祈るという意味合いがあります。

 

現代では、お正月に食べ過ぎて弱った胃腸を

いたわるために食べるという認識の方が一般的です。

 

人日の節句というのは、桃の節句や端午の節句など

1年間に5回ある節句のうちの一つで、

元々中国から伝わったのが始まりです。

 

中国では昔から、

節句の日にその季節の食べ物を食べることで、

邪気を払って無病息災や五穀豊穣といった

祈りを捧げる風習がありました。

 

人日の節句には、

7種の野菜を入れた熱い汁物を食べていたようです。

 

一方日本では、娯楽の一種として

その年の最初に芽吹いた新芽を摘む

「若菜摘み」という文化がありました。

 

これが平安時代に中国の節句の文化と融合して、

1月7日に春の七草を入れたお粥を食べるようになったのです。

 

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七草粥を食べる意味を子供向けに解説

 

さて、七草粥の由来や意味が分かったところで、

これを子供が分かるように伝えるには

どう説明したら良いのでしょう。

 

人日の節句とか、無病息災とか言っても、

小さい子供にはピンときませんよね。

 

ポイントを絞って、

子供でも分かりるように説明しましょう。

 

なんだかいつもと違う朝ごはんを作っているママ。

きっと、「何を作ってるの?」と聞いてくるでしょう。

 

母:「七草粥っていうお粥だよ」

 

子:「なにそれ?」

 

母:「〇〇ちゃん、お正月にいっぱい豪華なお料理食べたでしょ?

そうすると、〇〇ちゃんもママも、お腹の中が疲れてきちゃうの。

それを優しく治してくれるのが、七草粥なんだよ。」

 

子:「ふーん。でも“草”が入ってるんでしょ?美味しくなさそう…」

 

母:「そんなことないんだよ。だって、この草はただの草じゃないの。食べると〇〇ちゃんがずーっと元気でいられる、“魔法の草”なんだよ!」

 

子:「どんな草なの?見せて見せて!」

 

こんな感じで説明してはどうでしょうか。

 

7つの草の効能は、

以下の通りなので参考にされてください。

 

作っている最中や食べる時に

「この草は目に良いんだよ」

「これはうんちが出やすくなる草だよ」

など説明してみましょう。

 

子供は大人の言うことを面白いほど吸収するので、

「あれ、なんかお肌がツルツルになってきたかも!」

「七草粥食べたから元気が出てきた!」

なんて盛り上がるかもしれません。

 

・ゴギョウ…喉の痛みや咳に効く

・ハコベラ…痛み止め、切り傷に効く

・セリ…免疫力アップ、食欲増進、疲労回復

・ナズナ…整腸効果、目にも良い

・スズナ…便秘、むくみ解消に効果的

・スズシロ…消化促進、風邪に効く

・ホトケノザ…整腸効果、皮膚炎に効く

 

簡単な七草粥の作り方

 

昔のようにわざわざ七草を摘まなくても、

今は毎年、七草がセットになっている七草粥キットが販売されます。

 

それを使えば、

簡単に手間なく七草粥を作ることができますよ。

 

簡単に作り方を見ていきましょう。

 

《お米から作る作り方》4人分

①お米1合分を洗って水気をきる

②七草をさっと塩ゆでして冷水にさらし、水気を切ってから細かく刻む

③鍋にといでおいたお米と、水5~6カップを加えて沸騰するまで強火で煮る

④沸騰したら弱火で40分ほど煮る

⑤食べる直前に塩で味付けして、七草を混ぜる

 

《炊いたご飯で作る作り方》4人分

①お茶碗2杯分のご飯をザルで水洗いする

②七草をさっと塩ゆでして冷水にさらし、水気を切ってから細かく刻む

③鍋に洗ったご飯と、水6カップを加えて、弱火で10分ほど煮る

④食べる直前に塩で味付けして、七草を混ぜる

 

七草特有の苦味が苦手なお子さんも多いので、

そんな時は中華だしで味付けをしたり

卵雑炊風にしたりすると味もまろやかになります。

 

また、鶏肉やツナ缶を一緒に煮たりして、

みんなが食べやすいようにアレンジしてみてください。

 

まとめ

 

日本古来の文化や風習は、

意外と大人もその由来を知らなかったりしますよね。

 

七草粥も、せっかく作るならその意味を

お子さんと共有して楽しみましょう。

 

「お正月が終わると七草粥を食べるんだよ」

「一つ一つの草にこんな効果があるんだって」と、

子供も小さいながら

ちゃんと覚えてお友達や先生に話したりします。

 

簡単に美味しく作れる方法もあるので、

七草粥を食べて健康な一年を過ごしてくださいね。

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