初めての海外進出!
楽しみも多いですが色々な準備や手続き等忙しいですよね。
その中でも最重要とも言えるパスポートは、更新のタイミングが5年、10年と長くお付き合いすることになります。
写真にも気合いが入りますね。
本人確認の指標となるため分かりやすく写っているものがベストですが、顔の印象が大きく左右される前髪は死守したい人も多いはずです。
ギリギリで通したい!と思っている方に抑えておきたいポイントを解説いたします!
パスポートの写真で前髪がギリギリOKの長さは?
目と輪郭が隠れない長さ
これが大前提になります。
髪が1本でも目にかかっているとNGということもあります。
切り残しがないように気を付けましょう。
「それなら目にかからないよう眉下ギリギリまで攻めても大丈夫か!」
ちょっと待ってください!
この大前提はあくまでパスポートの写真で見た時に隠れていないかというもの。
「髪で」隠れていた場合のみNGではないのです。
前髪の影が顔にかかっていた場合、これもまたNGとなります。
余裕を持った長さにすることがおすすめです。
とはいえこのためにわざわざ切らなくても大丈夫!
分けたり巻いたり、方法はたくさんありますので、顔が明るくはっきり見えて盛れるヘアスタイルを探してみましょう。
パスポートの写真の髪型に関する規約とは?
そもそも公式の見解、基準はどうなんだというお話ですが、
目・鼻・耳・口の4点がはっきりと判別できるもの
これが公式の基準です。
注意したいのは、それが影であっても隠れていてはNGということ。
顔が少し暗く写ってしまっても申請が通らないこともあります。
自分の顔のパーツに自信を持って、堂々と見せつけていきましょう。
さて、顔のパーツ4点が隠れないようにということは分かってきたかと思いますが、「眉毛」は判別対象には入っていないこと、気付きましたか?
目と耳が隠れていなければ眉毛は多少隠れていても大丈夫。
安心してください。
わざわざオン眉にしなくても大丈夫ですよ、ハサミを置いてください。
白い服を着ると光が反射して顔もパッと明るく見えます。
服装を工夫してみるのも1つの手です。
パスポートの写真で前髪のNG例!
・目に髪の毛が(数本でも)かかってしまっている
先程説明したように目が隠れていたらNGです。
髪の毛は目にかからない長さにするか、あげる、サイドに分ける等して目をあらわにしましょう。
・目に前髪の影がかかってしまっている
こちらも繰り返しとなりますが影もNG。
目がパッとわかりやすいよう工夫しましょう。
・サイドの毛が輪郭、耳を隠してしまっている
これは意外とやってしまいがちですが、サイドの髪は輪郭を隠してしまいます。
普段は隠したいところでもこれは本人を識別するための写真。
輪郭がわかるようにサイドの毛もあげるかまとめるかして骨格が分かるような見た目にするのがベストです。
ぱっつんの人のダメな例
ぱっつん前髪は若く見えるしかわいらしい人気の髪型でさよね。
でもパスポートの申請を通すとなると難易度が高い髪型です。
基本重めに揃えるぱっつん前髪は、目にかからない長さでも影が出来やすいですよね。
また付随して小顔効果もあるですし、サイドの髪も重めにしてバランスをとっていることも多いかと思います。
結果、「目に影がかかってなおかつ輪郭も見えない」というNG待ったナシの仕上がりとなってしまうことが多いんです。
こだわりがある人も多いかと思いますがパスポートの写真はしょっちゅう見せてまわるものでもないので、割り切ってOKが出やすいヘアスタイルにするのが吉です。
前髪が長い人のダメな例
髪が1本でも目にかかっているとNGということもあるということはお話しました。
その他にも前髪が長い人だと起こりがちなこと、分けた時に片目だけ髪や影がかかってしまっている状態です。
これはもちろんNG。
思っているよりこの状態に陥りがちです。
普段長めにおろしている人からすれば、
「普段よりだいぶ目元が見える、不安になるくらい見えている」
と感じたりするんですが、客観的に見ると「どう考えてもNGでしょ!」といった仕上がりになってしまうことも。
第三者に確認してもらうと安心かもしれません。
まとめ
パスポートは申請が通ればそれで問題無いとも限りません。
渡航先にもよりますが、アジアの人の見分けがつきにくいという方が多い国もありますよね。
入国の際に、本人と確認し辛いと面倒なことになってしまう可能性もあります。
トラブルにあわないためにも、ギリギリOKではなくすぐ問題無く通れるような自分の「顔」が分かりやすい写真にするということを忘れないようにしましょう。
とはいえ記録に残り肌身離さず持ち歩く写真ですから、盛れてる自分でいたいという気持ちも分かります。
髪型は男性だとオールバック、女性だとハーフアップがお手軽でおすすめです。
何度も申請から戻されてしまうと、これから広い世界が待っているのに幸先悪くなってしまいます……。
良い旅ができますよう、万全な状態で写真撮影も挑みましょう!