日に日に暑さが増して夏を感じるようになると、すぐに花火大会の季節がやってきます。
夜空に浮かぶ大輪の花火は、見る人の心を打ち感動させる力がありますよね。
それと同時に、これまでの夏の思い出が記憶から蘇ってきたりして、花火がいかに人の心と深いつながりがあるものかを感じます。
ここ福岡では毎年多くの花火大会が開催されていますが、中でも随一の人気を誇るのが「西日本大濠花火大会」です。
大濠花火大会は、毎年福岡市にある大濠公園で開催され、都市部では最大規模の花火大会となっています。
街中でアクセスも良いため、福岡市以外のエリアからも多くの人が訪れ、福岡県民から長年愛され続けているのがこの大濠花火大会の特徴だと言えます。
大濠花火大会の打ち上げ場所は特徴的!?
大濠公園はもともと福岡城の外堀だったため、大きな池をぐるっと囲んでいるのが特徴的な公園です。周りには日本庭園や美術館、レストランなどもあり、まさに都会のオアシス的存在となっています。
その池を縦断する形で、島と橋がいくつも繋がっており、そこを散策しながら渡ることもできます。また、白鳥ボートや手こぎボートなどの貸し出しも行われているので、子連れの家族にも、デートにもぴったりですね!
大濠花火大会はその池の中心となる島から花火が上がるので、観覧エリアとの距離が近く、頭上に火の粉が降ってきそうな迫力は都心での花火とは思えません。
都心部での打ち上げということで大玉は使えないものの、それを感じさせない音と迫力で花火が迫ってきますよ!
大濠花火大会の2018年の日程と屋台事情
大濠花火大会は毎年8月1日に開催されています。今年2018年も8月1日水曜日に開催される予定です。
6000発と数はそれほど多くありませんが、大変人気のある花火大会のため、平日とは思えない混み具合なのでご注意を!
開催時間は20時~21時30分の予定です。
大濠公園の池の真ん中にある、中之島という島から打ち上げられます。島から打ち上げられるということで、360度全体から綺麗な花火を見ることができます。しかも、池の水面に映る花火は大変美しく幻想的です。
そして、大濠花火大会のもう一つの名物が屋台です。大濠公園の池のほとりはもちろん、お隣の舞鶴公園にも多くの屋台が出店します。
例年400店舗以上が軒を連ねるので、屋台散策しながら花火が始まるのを待つというのもいいかもしれません。
屋台は16時ごろから22時ごろまで出店していますが、出来るだけ早めに現地に到着しておいて、空いてる時間帯に屋台で食べ物を調達しておくと、スムーズに花火を観覧できますよ。
福岡ならではの屋台グルメもあるので、ぜひ探してみてください。
大濠花火大会の子連れで行くときのスポットはココ!
大濠花火大会は毎年45万人もの人が訪れる大人気の花火大会ですので、その混み具合といったらとにかく凄いです。
そんな中子連れで行くときにおすすめのスポットと、いくつか押さえておきたいポイントがあるのでご紹介しますね!
大濠公園東側にある陸上競技場から見ることができます。大人1200円、小人600円で、小学生未満は無料です。子連れで混み合う中での場所取り等考えると、あらかじめ席が確保出来ている方が気持ち的にも楽かもしれません。
ただし、こちらでは仕掛け花火は見ることができないのでご注意を。
○舞鶴公園(福岡城跡)
舞鶴公園は大濠公園の東側にある公園です。福岡城跡の石垣の上なら、少し高い位置から大濠公園全体を見渡すことができ、花火も見やすいです。
ただ、階段を登らなければならないので、混雑の中でのベビーカーや抱っこでの移動は危険を伴います。しっかり一人で歩ける小学生や幼稚園児ぐらいからがおすすめです。
○護国神社の芝生広場
大濠公園まで徒歩2分の場所に位置するので、屋台に買いに行くにも便利です。早めに行って場所を確保しておけば安心ですね。
○桧原運動公園野球場駐車場周辺
お子さんが大きな音が苦手だったり、人混みが心配という時には、大濠公園から車で15分ほどのこちらがおすすめです。高台になっているため福岡市内を一望でき、大濠花火大会も綺麗に見ることができますよ
。
大濠花火大会は先述した通りものすごく混み合います。
そのため、子連れで行く際には必ず「トイレの場所」と迷子を預かってくれる「本部の場所」をチェックしておきましょう。
トイレは流せるティッシュを持参していくのがおすすめです。
池の周りということで蚊が沢山います。子どもって蚊に刺されただけで痒い痒いと花火どころじゃなくなることもあるので、虫除けスプレーなども持っていきましょう。
まとめ
福岡の夏の風物詩、「大濠花火大会」。
九州随一の花火師たちによる華麗な花火は、見応え抜群です。
ドンッと胸に響き渡る音と振動、そして夜空に煌めく大輪の花火は忘れられない思い出になりますよ。
今年は大切な人と一緒に福岡の夏を感じてみてはいかがでしょうか。