嵐山トロッコ紅葉の見ごろ時期とライトアップ情報や保津川下りなど

京都の嵐山で、すこし変わった紅葉を楽しめるコースが、トロッコ列車からの紅葉鑑賞と保津川下りです。

トロッコ列車は、JR嵯峨嵐山駅のすぐ近くトロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までの全長約7.3kmを約25分でゆっくり走り、レトロな旅を満喫しながら大自然に囲まれた紅葉を堪能出来ます。また、秋の紅葉を眺めながらの保津川下りは、また違った楽しみ方を味わうことができます。

この記事では、嵐山トロッコ紅葉の見ごろの時期と見どころ、ライトアップ情報や保津川下りなどについてをご紹介します。

嵐山トロッコ紅葉の見ごろ時期と見どころ

嵐山の紅葉シーズンは、11月中旬～12月上旬で、トロッコ列車から見る紅葉は観光客にも人気です。

嵯峨駅～嵐山駅～保津峡駅～亀岡駅の区間を約25分間トロッコ列車が走り、紅葉で染まった山々など絶景を楽しむ事が出来ます。また、車掌さんが名所や観光スポットなどの案内をして盛り上げてくれますので、そちらも楽しむ事が出来るでしょう。

トロッコ列車の座席は、5号車までありますが、特に窓ガラスのない5号車（ザ・リッチ）は大人気で、列車が一時停車してくれる高い鉄橋の上から眺める紅葉は幻想的です。

＜アクセス＞
JR京都駅から約15分で嵯峨嵐山駅へ、トロッコ嵯峨駅まで徒歩1分

＜トロッコ列車の乗車券の購入方法＞
当日券は、トロッコ列車各駅でも販売しています。（リッチ号の乗車券は、当日販売のみ）
前売り券は、JR西日本の主な駅の「みどりの窓口」、全国の主な旅行会社で、乗車日の1ヶ月前の午前10時から販売しています。また、乗車日の1ヶ月前の午前10時から発車時刻30分前まで、JR西日本が提供するインターネット予約サービス（e5489）でも購入することが出来ます。
※インターネットで購入する場合は、JR西日本のJ-WESTネット会員登録（無料）が必要となります。

＜トロッコ列車の混雑状況＞
オープン列車のザ・リッチ号を含み、当日券は、各駅の窓口で8時30分頃を目安に販売されますが、紅葉シーズンでは混雑して行列ができ、前倒しで8時頃から販売が始まることもあります。

ピーク時の行列の先頭は7時頃から集まり始め当日券は午前中には完売しますので、保津川下り目的で、リッチ号のチケットが取りたいのであれば、8時頃までには並ばないと難しいでしょう。

また、保津川下りをしないなら、亀岡発のトロッコで嵐山へ向かうというルートの方が混雑は緩和されます。

嵐山トロッコのライトアップ情報

紅葉の時期の期間限定で、嵐山トロッコ列車ではライトアップが行われます。個人的には、昼間の壮大な景色の方がおすすめですが、ライトアップでは、昼間とはまた違った景色を見ることができ、この時期ならではの雰囲気を堪能できます。

また、紅葉の時期のライトアップの時間帯のトロッコ列車は、かなり冷え込みますので防寒対策をしっかりする必要があります。薄着で亀岡発の最終便のリッチ号に乗ると、寒さで絶景どころではなくなりますので注意してください。

嵐山トロッコから保津川下りはおすすめコース

保津川下りは、紅葉の季節におすすめで約80分間、トロッコ列車からとはまた違った秋を感じられるでしょう。

保津川を渡月橋方面へ下りながらの紅葉観賞は、下から見上げるかんじで景色を楽しむことができ、所々に川の流れが急な場所があり少しスリルも味わえて、船頭さんの面白い話を聞くこともできます。

また、保津川下りをするなら、トロッコ列車とセットで楽しむのがおすすめです。トロッコ列車で、始発のトロッコ嵯峨駅から終点の亀岡駅まで乗車して、京阪京都交通バスで15分程で、保津川下りの乗船場まで行くことができるので、トロッコ列車からの壮大な紅葉を堪能して、保津川下りを楽しむことができます。

まとめ

日中のトロッコ列車では、嵐山や亀岡の周辺の美しい紅葉を観賞することが出来ます。トロッコ列車でのライトアップも美しい景色ですが、トロッコ列車から保津川下りのコースで、一気に二つを楽しむのもおすすめです。

ぜひ今年の秋は、色々な嵐山の紅葉を楽しんでください。