嫉妬は人間関係において、時には避けて通れない問題です。
特に女性同士の関係では、嫉妬心が表面化することがあり、その影響は恋愛関係から職場まで様々です。
嫉妬のサインを見極め、上手に対処する方法について徹底的に解説します。
今回は遭遇しやすい「恋愛」と「仕事」における嫉妬にフォーカスしていきます。
女同士の恋愛に関する嫉妬のサイン!
嫉妬
- 他人が自分より恵まれていたり、すぐれていることに対して、うらやみねたむこと。
- 自分の愛する者の愛情が他に向くのを恨み憎むこと。
意味を改めて理解すると発生するシチュエーションや対処法は自ずと見えてきます。
人は「自分に無いものを持っている人」に対して嫉妬してしまうんです。
女の嫉妬は言葉にするのが難しい地味〜でジメ〜っとしたものが多く、だからこそ厄介なものです。
マウントを取られたら相手に嫉妬されているサインです。
ここで嫉妬マウントバチバチ例を見てみましょう。
【体験談】
これは同じ男性に好意を寄せているAちゃんとBちゃんが、男性の前で繰り広げた会話です。
A「Bちゃん今日の服本当似合ってる〜流石って感じ!私そんな肩出てる服着れな〜い」
B「え〜嬉しい!ありがとう!Aちゃんも着たら似合うと思うよ〜」
男「お前はいっつもダル着だもんな」
A「ねぇー!ひどーい!私も一応女なんですけどー!」
B「えーでも髪とかすごいアレンジしてるよね?すごく時間かかるでしょ!私不器用だから本当羨ましい〜!今度教えて〜」
はい。
一見何の変哲もない会話に見えますが、水面下ではバチバチしています。
嫌な気持ちになりましたか?
それとも仮定の話なのでワクワクしましたか?
私はワクワクする派です。
A→Bの嫉妬理由は
女の子らしい格好が堂々とできる点
これは分かりやすいですね。
はっきり嫌味も言ってます。
ちなみにAちゃんBちゃんのことを一切「かわいい」とは言ってないんですよね。こわいです。
一方、
B→Aの嫉妬理由は
男性との心の距離が近い点
想いを寄せられている男性、多分何も考えていませんがAちゃんに加勢した形となります。
そこでBちゃん、さっき嫌味も言われてマウントも取られたので黙ってはいられません。
Aちゃんもかわいいことに「私は女出して媚びてない」感を出している割には、頑張って好きな人と会う前には時間をかけてヘアアレンジしてるんですね。
Bちゃんからしたら「お前が言うな」案件なので、自然に男性の前でバラしましたね。
この後、男性の反応によってはサドンデスに進みます。
今回はここで終了。良い試合でした。接戦ですね。
今後の展開に期待です。お疲れ様でした。
恋愛については、「自分のできないことをしてる人」に対しての嫉妬が芽生えることが多いです。
素直な子、甘えるのが上手な子、距離の詰め方が上手な子、協力者が多い子、、、、
それに対してジャブを打つようにマウント攻撃されたらアウト。
自分に嫉妬のベクトルが向いていると感じたら対処法を試す必要があります。
恋愛に関して嫉妬されてるときの対処法
恋愛に関して嫉妬されてるときの対処法は状況にもよります。
対処法はあなたがどうしたいかに依存して変化するものです。
「闘いたい」場合→マウント返し
恋愛で嫉妬を受けるシチュエーションは、あなたも好意がある場合もありますよね。
先程のBちゃんのように、同じくらいのジャブで返しましょう。
強すぎても弱すぎてもだめです。
気付かないフリをしていると、相手が調子に乗ってより攻撃してくる場合もあります。
それを抑えるため、「あなたの攻撃、言わんとしていること、気付いているよ」というアピールをしましょう。
「波風を立てたくない」場合→華麗にスルー
先程のBちゃん、波風を立てたくないバージョンで見てみましょう。
【波風を立てたくないバージョン】
A「Bちゃん今日の服本当似合ってる〜流石って感じ!私そんな肩出てる服着れな〜い」
B「ありがとう〜!Aちゃんと会うから釣り合うように頑張ってみた!けど全然追いつけないやw」
男「お前はいっつもダル着だもんな」
A「ねぇー!ひどーい!私も一応女なんですけどー!」
B「女の子にそういうこと言うのまじで無いわ〜Aちゃんは素材が良いんだから!え、待ってAちゃん付けてるそれめちゃくちゃかわいい」
はい。
ギリギリですがバトル回避できそうです。
まず大事なのは自虐。
精神衛生上自虐はあまりしない方が良いですがこの場合は致し方ありません。
相手より上の立場だと思っていないよ、ということを伝えるために「謙遜」ではなく分かりやすく「自虐」しましょう。
その次に原因元の男性へ媚びないこと。
無理にすると男性が話に食い付いてきて広がってしまったりしかねないので慎重に。
私は男性側につきたいのではなくあなた側にいるよ〜ということ、伝わりますように。
そして1番大事、話を爆速で変える。
ここで男性に話を振ったり「そういえばこの間くんさ……」と男性の話題を出すのは激NGです。
なるべく他のこと、できれば男性が入れない相手との共通の話題を振りましょう。
女同士の職場の仕事に関する嫉妬のサイン!
自身が下記の状態になった時、対象になってしまうことが多いです。
- 仕事が出来る
- 上司に気に入られている
- 人望が厚い
人の懐に潜り込むのが上手な人ほど嫉妬は生まれやすくなります。
私のお友達で、上司との距離の取り方が上手な子がいてとても気に入られていました。
距離を近く保ちつつ、ミスをしたり迷惑をかけたりするようなことがあればきちんと謝る。
やることはやる。
当たり前のことのように思えますがその線引きが絶妙。
怒られるような時は上司のことも考え本気で謝罪したい気持ちが伝わるように、また職場の雰囲気を壊さぬよう、1対1で、周りに人がいない時を徹底していました。
ただ周りの人からは「上司に馴れ馴れしく接していてやりすぎなのにミスを咎められない」と思われ同期からのクレームが多発したんです。
この子の場合は、「人の懐に入る」という面で他の人よりできるため、同じようにはできない人から反感を買う形になってしまったんですね。
仕事では特に、小さなことでも人より優位になってしまい得をするような状況で、嫉妬を集めていしまいます。
職場の仕事に関して嫉妬されてるときの対処法
私のお友達は、「職場の人間関係を良いまま保ちたい」という気持ちを決して忘れないようにこころがけています。
その対象が後輩であろうと、ギスギスしてしまうと、些細なことでもどこかで仕事に支障が出るかもしれません。
距離を置くにしても、あまりに酷くて上司に相談するにしても、この気持ちを忘れないことが重要ですね。
女同士の嫉妬の対象になりやすい人は?
嫉妬されやすい人は、繰り返しになりますが人より何か秀でた点がある人、
それにあわせて、
- 真面目で謙虚
- 弱く見せている(あざとい)
- 優しい人(優しくしてあげていると捉えられる)
- 自己肯定感が低い
があてはまる人に多いです。
どこか隙があるように見えてしまう人ですね。
一見自分と同レベル、あるいは自分より下だと思っていた人が優位なポジションにつき、その恩恵を得られていたら、「どうしてあの子が」と言う気持ちになってしまう人が多いんです。
逆に、嫉妬しやすい人は、人を優劣で判断する癖がある人に多いです。
そういった人とは適切な距離を取って、先に地雷を踏まないように配慮することが自分を守ることになります。
まとめ
人間のドロドロした感情である嫉妬は、誰しも持ってしまう可能性があるものです。
自分がその対象になった時と限らず、人は何故嫉妬してしまうのか、ということを知識として入れておくと、自分がしそうになった時にもコントロールしやすいかと思います。
悔しい、羨ましいと思ったら他害するのではなく、自分自身を高めていけたら良いですね。