“神社では願い事をしてはいけない”って聞いたことありますか？
でも、人は神社で様々な願い事をしています。
学問、健康、恋愛、、、
その人たちは、みんな間違っているのでしょうか？
今回は、「神社で願い事をしてはいけない」と言われる理由について、その本当の意味をご紹介したいと思います。
神社では願い事よりもお礼や感謝を！
神社って端的に言うと、『神様のいるところ』です。
神社の一つ一つに神様がいて、そこへお参りに行くということは、神様のいる領域に入らせて頂くということなのです。
まず、そのことに対する感謝の気持ちを持ちましょうというのが「神社は願い事をする場所ではない」の真意の一つです。
だって、人の家に行っていきなりあれしてこれしてと要求はしないじゃないですか。
何をおいても、まず「お邪魔します」から入ります。
「お家に入らせていただいて、ありがとうございます」という気持ちですね。
ただ、考え方の問題なのですが、そんな神聖な場所でも願い事をして良い場合があります。
それは、あなたが神様に向かって目標を誓うときです。
神社を訪れ、神様の前で、「私にはこういう目標があります。そのためにこういう努力をします。」と決意表明をするのです。
声に出したら、神社にいる他の人から危ない人と思われてしまうので、もちろん心の中で神様だけに向かって言います。
そして、最後に「絶対にがんばるので力を貸してください」とお願いします。
このように、目標を誓うこととセットでお願いするのが、神様にお願いごとをするときの正しいやり方です。
神社での願い事の心構え
さて、「絶対に頑張ります」と誓い、その上で「そんな私に力を貸してください」と頼むのが、神社での神様への正しい願い方であることをご紹介しました。
ここまでは、いわゆる形式と言いますか、建前とか作法の話でしたが、ここからは少し内面の「心構え」の話になります。
人がそういう仕方でお願いごとをするときというのは、何をどういうふうに考えていることになるのか、というお話ですね。
信仰を持つことは、日本ではあまり良いイメージを持たれません。
『神様を信じている』という話をする人がいたら、
たいていの日本人は、『ああ、この人は、困った時に奇跡を起こして自分を助けてくれる者の存在を信じているんだな』という風に理解します。
ここまで明確に口には出さなくとも、『神様を信じている』発言の中に、依存的な感情を勝手に読み込みます。
これは無宗教の人が多い日本人に特有の感じ方ではないでしょうか。
逆に、特定の宗教を持つ人の多い欧米では、神様はそういうふうにとらえられてはいません。
元来、神様というものは依存の対象などではなくて、自立している人間がさらに高みを目指す時に、自分を引き上げてくれる存在として必要とするものです。
日本の神社で、『私は頑張ります、だから力を貸してください』と神様にお願いするのは、欧米の宗教の考え方から見れば神様に対するごく自然な態度であると言えます。
おそらく日本人は昔から、神様に対して、宗教に対して、進歩的な考え方を持っていたのでしょう。
技術的には進歩したはずの現代の方が、神様に対する認識が幼稚であやふやなものになってしまっているのはなんだか皮肉な感じです。
神社での正しい願い事の仕方
神社での正しい願い事の仕方は、神社の文化ルールや留意事項を持って行動することが重要です。
以下は、神社での正しい願い事の仕方に関する一般的なガイドラインです。
神社への尊敬と敬意
神社を訪れる際には、神社の神聖さを尊重し、重視を持って行動しましょう。
手を合わせる
神社に入る際や祈りを捧げる際には、手を合わせることが一般的です。
汚れていない服装
神社を訪れる際には、清潔で控えめな服装を選びましょう。露出度が高すぎる服装や適当な服装は避けるべきです。
お賽銭
お賽銭は神社に寄贈される寄付金です。
一般的に、お賽銭を投げるためにはなく、用意された箱やお賽銭箱に入れましょう。
金額は特に決まりはありませんが、心からの気持ちで寄付することが大切です。
祈りの場所
神社には祈願を捧げるための特定の場所や方法があります。
祈りを捧げる前に、神社の案内板やスタッフの指示に従いましょう。
心の中で決意に願います
神社での願い事は、物理的な行為だけでなく、内面の気持ちも大切です。
おみくじやお札
神社でおみくじを無視する場合、冷えたおみくじに書かれた内容を尊重しましょう。
また、神社からお札やお守りを注目するには、指示に従って使い方を守りましょう。
お祭りや行事の参加
神社で行われるお祭りや行事に参加することも、地元文化や伝統を尊重する方法の一つです。
神社での願い事は、個人的な願望や聖なる場所への留意を表す機会として大切です。
神社を訪れる際には、その神社の独自のルールや習慣、心からの願いを尊重することが大切です。
神社での願い事のNG例
神社での願い事において、以下のようなNG例や避けるべき内容があります。
これらは一般的なマナーや神社のルールに従うことがあり、正しいことではありません。
他人への害を願うこと
神社は神聖な場所であり、他人への害を願うことは認められません。
不正な手段を祈ること
不正な手段で成功を収めることを祈ることは、倫理的に問題があります。
神社での願い事はとりあえず正しいものであるべきです。
物質的な欲望のみを追求すること
神社は物質的な願いを叶える場所である傍、精神の成長や浄化を変える場でもあります。
願い事はバランスを考えて行動しましょう。
騒音や正義な平和行動
神社は静かでな場所であるべきです。
騒音を立てたり、他の参拝者に迷惑をかける行為は避けましょう。
神社のルールに禁止すること
各神社には独自のルールやマナーが存在します。
これらのルールを守らないことは失礼であり、問題がある可能性があります。
営利目的の願い
神社での願いは、商業的な利益を追求するための手段として悪用すべきではありません。
確かな時間帯の訪問
神社には特定の時間帯やに行われる議会や行事があります。
これらの行事の邪魔にならないよう、適切な時間帯に季節を訪れましょう。
無断で神職や神職のものを触ること
神社の神職や神職のものを無断で触ることは失礼とされます。
神職や神社のすべてのものには敬意を払いましょう。
神社での願い事は、神聖な場所で行うものであり、遵守と礼儀正しい態度を持って行動することが大切です。
まとめ
神社でお願いごとをする際はぜひ、「頑張る私」「精神的に自立した私」で行きましょう。
そうすればきっと願いは叶いますよ。
参考になりましたら幸いです。
